今朝の日経



AIJ投資顧問という企業年金の運用をする会社が2000億円の大半を損失したそう


読んでいるとほとんど詐欺だったんかな、って感じですね


虚偽の報告を続けていたって・・・多いね、この手の話



うそつくなよ!ってことと、監査とか牽制しあう仕組みって日本にはなにのかねって思う




企業年金も退職金も老後の生活を支える大事なものなんだけど、実はこれ加入者というか社員に財産権ってないんだそうだ



最初っから、もらえることが100%保証されていないもの



なんかあったら、あきらめてくれって乱暴な言い方だけど、いえちゃうたぐいのもの


無い袖は振れないってやつ



そう思うと、自分の口座で自分で管理できる確定拠出年金ってそもそも自分のお金だからね、こっちの方がずいぶんいいよって思う



ついでに言うと、企業年金といいつつ組織によっては全くの素人担当者がお金の管理を任されているところもあるらしい



ええぇぇ~って感じだけど、日本ってそうじゃない



入閣した大臣が、○○の分野はこれから勉強していきます!ってことを平気でしゃべっちゃうもの


だから会社だってわざわざ金融のプロを雇わないで、経理担当者が流でみていたり・・・




こんな話をきいたことがある



運用・・・なにもしていない企業年金


置いてあるだけ


まぁ、なくなるよりましかとも言えなくもないけど、担当者は「いや、素人ですから」


これでいいのだろうか?


いくら敏腕のトレーダーでも人から預かったお金の額が途方もなく大きくなると、運用がうまくいかなくなるという



1000万円の10%の損失は100万円だけど、10億の10%の損失は1億だ


確かに100万円の損失補てんはなんとかなりそうだけど、1億は難しい


だから、同じようなメンタリティで運用ができないのだと、結果運用成績が芳しくなくなる


そんなこと思うと、運用もしないでおいておくだけの企業なら、みんなで分けちゃえば~って思うのは私だけ?


とはいえ、ほとんどの担当者は自分の役割を一生懸命真っ当しようと努力していらっしゃるんだけどね・・・

そういう方の役割を否定するつもりはないんだけど、これからの日本の競争力を考えると、老後まで会社の責任ってどうも厳しいと思っちゃう



社員の老後の生活まで支えるって、本当に企業の役割なのかな?

違うような気がする

っていうか、一人ひとりが経済的にもう少し自立しないといけないんだろうね


世の中、自分の会社に企業年金があることも知らないおめでたい人もいるもんね





だったら、自分の管理できる範囲で確定拠出年金したらって、しつこいけどそう思う


自分のことなら、ハンドルできるでしょ




一方読売新聞はというとスェーデンを例に消費税25%の世界を紹介している


納得のいく納税率




そして、世代間格差がこれでもか!とまた載っている



大手電機会社を退職した方は公的年金が270万円、企業年金が170万円、合わせて440万円の年金生活だそう



年額440万円の安定収入か・・・




日本人いったい世の中どうしたいの?



公務員の給与減らせっていっているけど、本当にそれでいいのかな?




支えてもらおう!って思わないことかな、結局は


支えてあげよう!って思うことかな、大事なことは




自分のことは自分でってことが一番なんだろう、そして力を蓄えて世の中のために役だてる




山中のおばあちゃん、いいこと言ってたなぁ

産後耳が聞こえなくなって、女で一つで子供を育て、孫の面倒を一手に引き受けて義父と義母が会社をきりもりするのを支えた人



一生懸命はたらかなあかん

しまつせなあかん

子供は学校にいかせなあかん



人間の本質なんだろうな


自分の食い扶持は自分で稼ぎ、必要以上の贅沢をせず、子供をしっかり育てる




そうしようと思っている人多いはずなんだけど、なにかがうまくいかないんだよね~