年金と資産運用を得意分野としているので、どうしても依頼される講演内容も取材の内容も年金絡みが多くなります
当然自分なりにもリサーチも常にしているので、いつでも対応可能なのですが・・・
日本人だなぁって思う、お相手の方の共通のリアクションがあるのです
例えば男性の会社員
年金いつもらえるか分からないんですよねぇ、70まで働けばなんとかなるか~
例えば奥様たち
年金あてがはずれちゃったわ、お父さんにもう5年位頑張ってもらわなくちゃ~
働くことをいとわない
そしておかみのいうことには、従う
愚痴は飲み屋か井戸端か・・・時にうさを晴らしてみんなで頑張る!
日本人だな~
一生懸命働いて、定年まであと10年
それがさらに5年延びる・・・
これってゴール直前のマラソンで、いきなりもう20キロ走ってって言われるようなものじゃない
走れたらいい
でも走れなかったら?
間違いなく50代の自分と10年後の自分を比べたら今の自分の方が社会的にも体力的にも働ける状態であると思う
働くことは素晴らしいこと
やりがいだし、世間とのかかわりが持てる素晴らしいこと
でも、働くことの自分自身のキャリアマップは、やっぱり自分で描きたいなぁ
多少のブレがあったとしても、自分自身のマップが描けていればリタイアメントの時期を自分で決めることもできるんじゃないだろうか
働くことを否定するのではないけれど、もしリタイア後に仕事以外にやりたいことがあったなら、世の中の変化という言葉ひとつでそれをあきらめるの?
やりたいことを後回し、楽しみを後回しにして、定年を目標に頑張っていらっしゃる方もいる
そんな方に、もう5年働いて・・・年金もらえないから
これは厳しいと思う
お金だけがすべてではないけれど
自分の決断を後押ししてくれるのは、ある程度の経済的な余裕であったりする
間違いなく
環境がどんなに変化をしても、自分のやりたいことがやれる
そんな自分であれたらステキかも
結局早め早めにお金を作ることを意識していくしかないんだろうなぁ
お金を作るには、体を使う、頭を使う、お金がお金を産む仕組みを作る
これしかないそうですね
体を使うのは若いころだけ、だんだんしんどくなる
いろんな知識を詰め込んでキャリアに活かしていくにも、やっぱり脳は若い方がいい
だったら、やっぱりお金がお金を産む仕組みも若いころから考えていった方がいいのだろう・・・きっと