今日の読売新聞


新日鉄が岸壁のかさ上げに震災のヘドロを活用する技術を開発、実際に作業が始まっているという記事



もちろんヘドロを改良し岸壁のかさ上げに十分なものにするには通常の1、5~2倍程度割高なコストがかかるというが、ヘドロの処理も含め当然期待される技術でしょう



また同じ読売ですが



高知支局発の記事で、国土交通省が津波が発生した際に海底から起き上がる「可動式防波堤」の建設を計画しているとか



興味深い




私はファイナンシャルプランナーという仕事を選んだけれど、パーソナルファイナンスを充実させていこうと思えば思うほど個人の経済的な豊かさとは、社会の豊かさに大きく依存するなぁと感じてきて、



社会の仕組み、社会の支えあいにとても興味をもっています



例えば社会保障もそうだし、寄付やボランティアといった自発的に生まれる善意からの行動もそうだし、行政だけではできない部分を担うNPOの活動とかもそうだし



またもうひとつは、社会的な可能性・・・新日鉄の新技術もそうだし、国交省の可動式防波堤もそうだとおもうのだけれど、企業でも行政でも社会に対して行われるアウトプットに対する評価と資金提供、そのひとつは株式投資であるかもしれないし



そんなことでお金がどんどんうまく循環しだせば、ものすごく面白いことになるのではないかなと思っています




個人ではできないことを、お金という力を借りて、何かしようとしている人・団体に託し、その果実を受け取る



その果実は単純なお金だけである必要はなく、社会の整備であったり、安心であったりでもよい



そんな風に思っています




最近そんな考え方を持っている人は非常に多くなっているので、これからいろいろ勉強したい分野です




個人個人は、強くあらねばならないけれど、もちろん自分の力で、自分の足でしっかり立ち歩く努力は常にしなければならないけれど


時に、弱くなってしまうこともある



弱い自分を受け入れ、それでもまた少しずつ強さを得ていくためには、それを受け入れる社会でなければ




そう思っています