がんセンターに通ってます、ここのところ毎日



うちから父の入院するがんセンターまで、片道23キロ


母は車に乗らないので、電車を乗り継ぐと1時間半以上かかります


車で約40分くらい






がんセンターは、義父が入院していた総合病院と違いとても静かです


救急がないからでしょうか?


外来がある日でも、なんとなく静かです


入院している患者さんも多い割に、病室内も静かです



院内を歩いていると、廊下で涙を拭いている人をみかけることがあります



家族の方でしょうか



頭をすっぽり帽子で覆っている人も多いです



がんっていたるところにできるんですね、体のあちこち傷を作っている人がいます


父の病棟は頭頚課なので、特に首から上、顔に傷がある人も多いです




病院、とくにがんセンターにいると、目の前の現実がかなりシビアな状況なので、とにかくあまり先のことを考えず目の前のことをなんとか乗り切ることに精いっぱいって感じになります



父の病室


半数がのどの切開をしているので、言葉がでません


24時間痛み止めを投与されている方も半数


抗がん剤治療を始めている方も多いので、吐いている人も


若い方もいらっしゃいます、幼稚園くらいのかわいいお嬢ちゃんがお見舞いにきています




手術の後で先生にお話しを聞いたとき、私と母の隣の席では、家族さんが5人くらい集まって先生の話を聞いていました



漏れ聞くところでは、ここ数時間が山だとか






こう目の前でいろんなことが起こっているのに直面すると、ライフプランってなんなんだろうってちょっと思ったり



ライフプランのプランってなによ・・・みたいな





ちょっと最近ナーバスかな、私?





どんなつらいことでも、どんな痛いことでも、選択しがある以上は、戦うんだよね人って



悲しいことがあっても、さびしくても、命は続くんだよね





1年なのか、半年なのか、それとも10年なのか




残された時間というのか、


定められた時間というのか



なんて表現するのが適切なのかはわからないけど、



すべての人にとって、今の時間が大切ということは、よくわかる気がする



っで、私の仕事ってどう役に立つのだろう?



私ができることってなんだろう?



資産運用や社会保障の仕組みや、保険の見直しや、住宅ローンや教育資金や





病気と闘っている人たちを前にすると、むしろスターバックスのコーヒーの香りの方が、役に立っているような



そんな気もしたりして





社会に対して、どう働きかけをしていくのか



大切なことっていろいろあるのだろうけれど、もちろんお金ってなくっちゃ困るけど・・・



答えはないにしろ、ちょっと考えてしまう





そもそも、人の役にたちたいということが思い上がりなのかも・・・




転ばぬ先の杖が、ファイナンシャルプランであれば、転んだ先はなにが杖となるのか?





シビアな現実に毎日ひるまず向き合っているドクターやナースのみなさんには本当に頭が下がる思いです