昨日の日経夕刊


40代女性の不妊治療についての記事がありました


こういう記事、身につまされるなぁ



晩婚化だもんね~


っていうか、あっというまでしょ、40って


あれ~、わたしってもう40なのって、思うもんね、夢中で働いていたら




でも正直40代の体は30代とはちがうし、ましてや20代とも



見た目若い人も多いけど、本当のところは全く違う



私も体のメンテで婦人科に最近行ったりしているけど、先生いわく40過ぎるとたとえ生理があっても排卵していないことも多いんだとか


都心部の働く女性は閉経が平均より早いんだとか


ひょっとして、まだ妊娠の可能性、私にもあるかも?なんて思っているのは、おーきな勘違いってことみたい・・・


なんかそういわれると、かなりがっかり、予定もないんだけどね^^;





40で子供を産む、特に自然妊娠しようというのは、ほんとーに大変だということ



私自身も、なんだかんだと6年くらい不妊治療したけど、やっぱり精神的にもきついよね


よく考えると子供ができるタイミングって年に12回、月に1日か2日しかない



そんな「大事な日」に、えぇ~出張なの?みたいなことで何度過去けんかしたことか


反対に「大事じゃない日」に、仲よくしようといわれたりすると、そんなもったいないことするな~みたいに怒ったり・・


不妊治療の末、離婚したり、夫婦仲がおかしくなったり、仮に子供が生まれてもうまくいかなくなったという人もいる



わかる、わかるって感じ


修羅場あるもんね、いろいろと




子供ってフツーにできると思うでしょ、そういうときになったら・・・


でも、フツーにはできないんだな~、これが


それに気づいた時のショックとあせり


これは経験した人じゃないとわからないだろうな~


努力しても報われないこと、努力が成果につながらないことの代表選手じゃないのかな




子供がいる人生もいない人生もそれぞれ素晴らしいと思うのだけど




でも、もし自分の中で子供を産みたいという希望があるならば、


体の負担もリスクも少なく出産できる40前に実現するよう、自分なりのライフプランは早め早めにたてておかなくちゃいけないと思う


だって、いつキャリアを積むか、どのようなキャリアを積むかという大事な時期と出産可能な時期ってばっちりかさなるんだよね、これが・・・



若くして産むのなら、子育て期間中にやっぱり勉強しておかないと次のキャリアが厳しいし


30代で産むのなら、キャリアも途中って感じでしょ。そこでのブランクをどう埋めるのか考えないといけないし


40代で産むのなら、せっかく積んできたキャリアを中断しないように子育てできる方法を考えないといけないし



子供は一人では産めないから、相手をどうするかも大事なんだけど、少なくとも自分のタイムリミットはある程度把握しておかないと、大切な時間を気が付くと失っていることになりかねない




いまだに、女の子だから、のんびりと育てたいとか、女の子だから無理をさせずにのびのびさせたいという親御さんもいらっしゃるけど、


女の子だからこそ、自分の短い時間をどう生きるか、早めに気づくようにしなくちゃいけないのではないかと私自身は思っている



せいぜい20歳から40歳の20年間で、子供も仕事もってやろうと思うとエネルギーもいるし、能力もいる


でもそこをどっちかに偏ってしまうと、なかなかあとから両方できるようにするのはかなり難しい




女の時間は、意外に短い



男は言ってもいつまでも父親になることができる


男は言っても60代まで働く人もたくさんいる



でも、女が50代で、妊娠するだろうか?


女が60代で、生き生きと素敵に働いている人がどれほどいるだろうか?


そういう方もいるだろうけど、かなりレアなケースではないかと思う




ライフプランって確かに思い通りにならないのだけれど、自分なりにこうありたいと思うことは大事




結構女性は20代・30代勝負だと思うな~


ここをどう生きるかって、次の40代、50代で違いが出るような気がする


短い時間だからこそ、全力で頑張らなくちゃいけないし、


短い時間だからこそ、いろんなことを学んでいかなくちゃいけない


たぶん10代の後半には、女としての体のリミットや、キャリアとどう向かい合うかとか、家庭での女性の立ち位置をどう自分で考えるとか、いろんなケーススタディをさせるべきじゃないのかな~



美しさ、若さの情報はたくさんあるけど、そういう情報ってないもんね



男の人生もきびしいんだろうけど


女の人生もうかうかできないくらい結構きびしいんじゃない?


まっ、どっちも大変ってことかぁ