今日の読売の夕刊に、第3号被保険者の記事がありました
第3号とは、会社員の妻など年金保険料が免除されつつ、基礎年金がもらえる人たちのこと
働いている人は、妻がいようがいまいが、負担する保険料は同じ
自営業者の妻は、専業主婦であろうが保険料を負担する、でも第3号被保険者ともらえる年金は同じ
こんなの不公平!!
というわけ
確かに私も不公平だと思う
でも、もっと思うのは専業主婦優遇というのは、ある意味専業主婦は「年金」という老後の生活保障を増やせる可能性がまったくないということなのだから、(会社員のように給与が上がれば年金が増えるとか自営業者のように401kができるとかない)
むしろ、籠の中の鳥状態ではないか
過保護にされるっておそろしい
籠の中のトリは、居心地はいいだろうし、たべるにも困らないだろうけれど、籠からは出られないし、出たとしても飛べない
それって本当に幸せだろうか?
専業主婦の方で、家計も旦那さまにお任せ、なんでもお任せという方がいる
確かに頼りがいのある旦那さまは素敵だと思う
でも、なんでもやってもらうというのは、何にも知らないということ
これで本当に大丈夫
ステキな旦那さまもいなくなる日がくるかも知れない
そういう時どうするのだろう
人からもらったものって、失った時二度と手に入れられない
だって、どこにあるか分からないもの、自分で手に入れたものじゃないから
旦那さまを信頼し、安心しきるのは良いけれど、やっぱり家族という組織の共同経営者なのだから、知るべきことは知り、やるべきことはやるべきじゃないだろうか
それと同じことが年金の第3号
優遇って言われるほど、本当は良いものではないと思う
言葉に騙されず、自分の羽を広げて飛べるようにしておいた方がいいと思うよ
飛べなくなるっておそろしいよ
せっかく羽があるんだから、飛びたいときに飛ぼう