ものづくりの家に嫁いでもうそろそろ25年になります


品質や納期や、もちろん開発など油にまみれ地道な努力を続けるものづくり


大好きな現場をはなれ、金融の世界に飛び込んだ・・・




オイオイ、商品を売っていながらその言い方ってなに?


「これまでのパフォーマンスはとっても良かった、でも今後のマーケット次第では、どうなるか分かりません」


ン?おかしくない?


売ったそばから商品がこわれたら、即刻誤って取り換えるか修理するか、それが普通なんじゃないの?




って、正直思いましたね~


なんか金融商品って、ありえな~い、何を信じていいか分からない って


なんだかわかんない商品を進める金融機関の人も分からんな~、あやしいな~って




でも、この仕事をしてなんだかんだと10年近くなりますが、分かったことは「仕事にたいするひたむきさ」が金融であれ、なんであれ大事だということ



確かにマーケットの動きは予測できない


でも、きちんとやるべきことをやり、まじめに取り組んでいれば運用は必ずカムバックしてくる


そんな風に思います




でも、一般の人には、そのひたむきさってなかなか分からない


だから、良く宣伝されている、見た目が良い、評判が良いなどで判断したり、あるいは、どうせ分からないからといって金融商品を毛嫌いしたり




もったいないな~



って思っているので、今は私なりにリサーチしてみなさんに変わってできるだけ良い金融商品を探してご紹介することにしています



ひたむきな会社とつきあうこと



これがベストであることに変わりはないのだけれど、私たちサイドも彼らとつきあうルールを知らなければいけないと思う



たとえば



一途にならないことと信じすぎないこと



人づきあいならとんでもないと怒られそうだけど、こと金融商品については、このくらいの距離感が必要だと思う




それから、 期待しすぎないこと




過去のパフォーマンスは20%!!


とか言っているヘッジファンドであっても、今年はだいぶ苦戦していて、なーんだエマージングインデックスとあんまりパフォーマンス変わんないじゃんっていうこともあるし



2008年マイナス40%、2009年30%、2010年20%という結果を出しても


すごーい!!と飛びつかず、いやいや結局


100万円が2008年に60万円になり、2009年に78万円になり今やっと93万6千円だし・・・ということも分からないといけない




あとは時間的なところを読めるかどうかとか、そもそも何に対して投資をしているのかを理解する力とか



やっぱり自分の稼ぎだけじゃあ、お金を増やすのは大変だから、ある程度金融の力、市場の成長力は借りなくちゃいけない



そこで上手につきあうも、失敗するもやっぱり自分だろうなって



そう思うと、資産運用ってとっても知的な作業だな~合理的な行動だよな~って思うんですよね




市場の動きは私たちの暮らしに密接にかかわっているから、よーく目の前の現実を理解して、研究して、真摯に取り組む、だからこそ結果が出るっていうのは、ものづくりだろうが資産運用だろうが、本質はおんなじねって思うんですよね