今後の震災復興を考えると、「お金」がキーワードとなるでしょうね



やはりお金があるのとないのでは、生活の質が変わってきますから



当面は火災保険(地震保険付き)からの保険金が役にたつでしょうね



もちろんこれまでの貯金の引き出しも、はじまるでしょう



今回被災した親戚にも少しお金を送りましたが、それまでお金を管理していた人が今回まだ安否不明なので、その家族は保険も預金もまだ整理がついていません



幸い子どもたち二人が成人してそれぞれが働ける状態ではいますから、これから仕事先を探し現金収入を得ることもできるようになるでしょう



でも、当面は・・・



何しろ印鑑も通帳も、保険証券もないし、そもそも家族のお金を管理していた人がいなくなってしまったので、問い合わせをしようにもどこから問い合わせて良いのか分からないのです




お金の管理って、大事ですね



今使うお金にしても、将来使うお金にしても、万が一のお金にしても家族のお金はみんなが分かるようにしておかなければならないな、と痛感しました




いずれにしろ、まずは生活をスタートさせ、安定させることが大事です



でも一度失った生活基盤を取り戻すことはなかなか大変でしょうね



そうこうして訪れるのが老後です



今回の被災者について厚生年金免除の措置はとられるようですが、老後に受け取る年金の額はその分は増えないのですから今のうちから対策をしておく必要があります




万が一ということでいえば、私が推進している確定拠出年金は公的年金を補完する位置付けにあるので、たとえば自己破産した時でも差し押さえの対象とならず老後資金として守ることができます



これからの生活安定を考えていくと、何があっても残せるお金、何があっても守るお金、何があっても使えるお金をきちんと整理管理することを、もっと多くのかたにお伝えしなければならないと思いました


ファイナンシャルプランナーとして役割ですね