今日の日経朝刊
日本の教育に物足りなくなり、海外に出ていく優秀な学生たち
それを
落ちこぼれならぬふきこぼれというそうだ
なるほど、うまいことを言う
私自身20年も前だけど、アメリカの大学に入ってみて、
その時の感動、驚き、発見
苦労もおおかったけど、学ぶってこんなに楽しいんだということを肌で感じた
それから大きかったのは
コミュニケーションをしながら、解決策を見つけていくというプロセス
日本だと、理解しろとか、常識などというあいまいなところで、わからなければそのままみたいなところもあるけど分かるまで話す、分かるまで話し合う
みたいなところは新鮮だった
だって、しゃべんなきゃわかんないでしょ!
そうか、そこを私は言いたかったんだ
そんな発見が毎日あった
もちろん自分のくちから出たことばで、自分の考えを再認識するということもあったけど、人が話をしていることをきいて、あの人はこんな考えをするんだってことがよくわかったり
議論する場が大事ということが分かった
多分日本の学生たちも、一方通行的な知識の詰め込みを終え、さらにその知識をせいじゅくさせるための作業の必要性をかんじるんだと思う
成熟には、多様なアイディアが必要
であれば、答えは簡単。日本を飛び出すしかない
こうやって優秀な人が日本を後にするんだ
出る杭が打たれる社会はよくないって
さあ、拭きこぼれた人たちが出て行ったあと残りはどうなる?
頑張ってふきこぼれるか
どうする?
日本ってね、いいたいことを言わせてはくれるけど、その後実はどん引きされてそのままおしまいということもある
その意見、ここは共感するけど、ここはどうなの?
なるほど、ここをこうして欲しいけど、それは可能?
みたいな話がなくて、返事もあいまい
議論がないまま、結論がないままでよしとする日本
ホント、大っきらい!
って思う時ありますもん^^;
他者から学ぶためには、徹底的に議論して、自分の疑問点を埋めるという作業が必要だと思うんです
それを、分からないから「いいや」としてしまうなんて
もったいない!!
自分が常識と思っていることがどれだけ小さいか
そこにしがみついて何になるのか
そう思いますね
いろんな考え方をした人同士が、出会い、ぶつかり、分かりあい、、それがいいのにね^^
私ももう一度ふきこぼれようか・・・
いや、私の場合すでにふきこぼれて、ガスレンジのまわりにカラカラになった汚れかもね・・・