中国の経済成長の裏側で
貧困にあえぐ人々
ちょっと前に話題になっていた農村部の人たちとは違い
ありとは、都心に出てきた大卒者などで職についていても貧しいワーキングプア
そしてネズミは、仕事がないあるいはあっても低所得で家賃がはらえず、劣悪な環境の地下を住まいとする人たち
どこの国にも貧富の差があるのは当たり前といえば当たり前なのが・・・
そんな記事を見ると私はたまらない恐怖を感じる
私にとって、貧困って大災害で家を失ってしまう人々の姿をニュースで見るのと同じくらい
「わが身にいつふりかかってもおかしくないこと」
のように感じてしまう
なんでか分からないけど
なにかひとつタイミングがずれたら、
なにかひとつ物事の判断を誤ったら
あっというまに生活環境が変わってしまうような
そんな恐怖がある
多分会社員じゃないからかも・・・
会社員だと会社にいけばとりあえず与えられた仕事があって、それをこなせば、言い方はわるいけど月末には給与がもらえる
でも、フリーランスだと最初はゼロ
仕事もゼロだしお金もゼロ
評価もゼロだし信頼もゼロ
そこから少しずつ積み木を積み上げていくみたいに上に上にと向かっていく
その積み木だった、一個一個が小さいからなかなか大きくならない
また周りの環境がちょっとでも変わったらあっという間に崩れてしまう
だから、地下にちょぞうこを作ってみたり、庭にもうひとつ建物を建ててみたりするわけ
だって、崩れたら一瞬だもんね
日本はどうしても会社員社会だから、なかなかお金が入らない怖さって感じないんだろうな・・・
就職したら最初の1カ月目から、数十万円というまとまったお金がもらえるもん
アルバイトだって、そうだよね
失敗ばっかりでも、怒られてばっかりでも、1時間ごとにお金が加算される
このマジョリティーのメンタリティー
「お金を稼ぐ」ではなく、「お金をもらう」
ここをなんとかしないと日本人も甘えたままなのかも知れない
会社の看板でお金を稼ぐのではなく、自分の名前で稼ぐ
そうなると日本人そのものが変わるような気がする
アリとネズミか~
そりゃみんな人間になりたいよね
ネズミからアリになり、そこからまた登ってやろうと思っている人間
そんな人間が多くいる国ってやっぱり強いんだろうな~
良いとか悪いとかは別だけど、
精神的に豊かなのか、貧しいのかは別だけど
でも、強いか弱いかでいったら間違いなく強いだろう
世界という視点でみたら、いったいどうなんだろうね