小泉今日子主演の「まいにちかあさん」


元夫とのツーショットインタビューで、キョンキョンが子どもに囲まれての生活「ありかも!」って思いました


なんて答えていました


このありかもっていう言葉は、多分本当のところ「ないな」ってことだと私は思うんですよね



勝手な想像だけど、元夫が「子どもがいるあったかい家庭っていいな」なんて横で言われたら



その言葉、10年前に言ってよ。今更遅いわ!



ってな感じなのでは・・・と



どうしても男性と女性って精神的な年齢差って大きいと思うんですよね


特にうちみたいに同い年でしかも19の時から一緒みたいなんだと



女が巣作りをしたい年齢と、男が心地よい寝床を作りたい年齢と大幅に時期がズレズレになったり



私もちょっと前に夫が、「子どもがもう一人欲しい」とマジ顔で言われた時、


オイオイ私を何歳だと思ってんだ!!その言葉10年前に言ってよ!ってマジ思いましたもん



女性には、やっぱり子どもを産み育てる時期があり、それは思うほど長い期間ではないから、その短い間に社会での自分のポジションを確保しつつ、家庭を作りつつ・・・


そんな作業を一生懸命しているのを、横で男性は、何してんの?的な目でみていたり



そうすると、結局女性の独り相撲になり、「もういいわ」となってしまう



夫にとって娘ができたことは「びっくり」だったらしいけど、私はそんな偶然で子どもができるほど純粋にコウノトリさんを信じているわけじゃないから、当然計算もしていたし・・・


だからなんかね、もう一人子どもがいたら、なんて言われると「今ごろ子どもを育てたい境地まで君は成長したんかい」とつっこみたくなる


もう寝たふりですけど^^



うちに限らず、男女間の心のすれ違いってたくさんあって



お客様でたとえば男性が再婚、奥さんは初婚。奥さん30代後半で子どもを産むにはタイムリミットと思っているけど、夫は「向こうに子どもがいるからいらない」とか・・・


向こうとこっちってなんなの!!


こればっかりは夫がいないとすすまないプロジェクトだから、奥さんはぁ~と溜息。


うちは子ども、無理かも・・・



子どもが小さいうちは、仕事が忙しいとか言って全く家庭を顧みず、定年近くなって妻と仲良くしようと思っている旦那さん



奥さん、長い年月を経て、違う女性に変身していますから・・・



そんなことをアレコレ思うと、キョンキョンも、何をいまさらって感じだったんじゃないかな~


なんて



ありかもっていうのは、あの時その言葉聞きたかった


っていう心の裏返しなのではないかなと



いろんな方の相談を受けてると、だいたい男性は将来を考えるという作業がにがてなのではないかと思う


そもそも・・・


どうにかなるというか


どうにかするのが男の甲斐性だと思うのか


でも女性は、やっぱり生物的なリミットや社会的なリミットを考えると「今やれることをやっとかないと」という意識が強い


だから、決断すれば実行が素早い



でも、男性はなかなかね~



ま、つまりは面倒くさいというところなのではないかと思うけど



新しいことをするのは、なんでもエネルギーがいるから



その点女性は、面倒なことも、私がやらなきゃ誰がすんの!みたいな気持ちをやっぱり持っているから面倒でも地道に口座開設の用紙に名前なんかを記入してくれるわけ


男女の「生き方の差」なかなか興味深いな~と思ったり



私もね、結婚後すぐに子どもが3人位できていたら、もっと違う女になっていたかもね~なんて思うけど



うん、きっとかわいいお母さんしていたと思う



それが、何を間違ったのか子どもも10年できなかったし、その間いろいろ考える時間がたくさんあったし



とうとうこんな女になってしまったわ^^;



朝からお弁当箱3つ位ならべて、卵焼き焼いて、洗濯機は毎日2回回しで、炊飯器にはいつもお米5合



そんな生活もきっと幸せなんだろうな~



心からそう思います



フリーランスで仕事をして、アポ入れしてプレゼンして、お金もらって、好きな服買って・・・



いえに帰れば、ご飯つくって取り込んだだけの洗濯物が部屋の真ん中にどーんと積んであって



それが今の現実



あーあ



って思うけど、ま、これが現実



アナザーワールドは、「ありかも」と思いつつ「ないな」と言いきる冷静さを失うことなく、毎日を過ごすしかないですな