あの日、私は大阪にいたので、阪神淡路大震災は他人事ではありません



私が当時住んでいた夫の実家は、幸い多少のひび割れと、私たち夫婦の寝室の出窓に置いてあったテレビが落っこちてダメになった他は大した被害はありませんでしたが



会社では機械から油があふれたり、図面がひっくり返っていたり


社員の中には、タンスの下敷きになって大変だったとか、


いえの中がめちゃくちゃになったとか



それから親戚などで亡くなった方がいらっしゃったり、神戸の方の実家が全焼したとかでみんなでカンパを集めたり、毛布や家財道具などを準備してあげたり




朝のうちは、びっくりはしましたが、まさかあんなに大きな被害になっているとは



大阪にいる私たちは分かりませんでした



朝出勤後、9時位からだったのか



ニュースをつけて様子を見ていると、あの高速道路がひしゃげた映像と、あちこちから火の手が上がっている映像



恐ろしかったですね





今日の新聞にもあったけれど、まだまだ仮設住宅にいらっしゃる方とか経済的に困窮されていらっしゃる方も多いとか




当時の仮設も、ある程度経済的に裕福な方は、大阪のホテルに滞在したり、早々にお引っ越しされたりと生活をとりもどすのも早かったとか




こんな人生の一大事に、お金のあるなしで生活が180度異なってしまうというところも、なんだか割り切れないものを感じるけれど



それが世の中なのかとおもうと、やっぱり地震保険あった方がいいかな~とか・・・



お金がないのは、やっぱりこわいな~とか・・・


もちろんお金がすべてを解決するわけじゃないことは重々分かってはいるんだけど、これもある意味選択肢なわけです



もちろん命あってのことだし、家族を失ったり想い出を失う悲しさがお金でカバーできるわけじゃないし



でも、「新しい生活」の支えにはお金は多少なるかと




昨日からちょっと後ろ向きではありますが、いろいろ思ったりするわけです