私が取り組んでいる401K導入コンサルですが、中小企業様の場合は中小企業退職金共済(中退共)が対抗馬となることが多いです


つまりライバルは国の制度ということ



中退共は、毎月の拠出金さえ手当すれば国が運用してくれるし助成金もあるので、まあ企業としては導入は楽



でも、でも、でも



本当に従業員のためになるんですか?ってもう一度考えてもらいたい



運用利回りはせいぜい1%


しかも積立不足もすでに莫大だという話も・・・



だれがその費用を埋めあわせするの?




中退共は、加入コストがかからないのに対し、私たちのコンサルはそれなりにフィーをいただきます



当たり前ですけど、ランニングコストもかかります



でもその先のメリットをぜひ考えてほしい



って、いつも思うんです



国がライバルだと国って見た目コストがかからないから(実は裏で私たちはいろんなコストを負担しているんだけど)安い!と思われるとね・・・私もつらい



今日も1件、ダメでしたというお返事が



理由はコスト



がっかりだな~




でもこうやって保護政策みたいなことを続けて、実際の運用利益もでないような仕組みを続けていると本当の力にはならないと思うんだよね


いい加減目を覚まさないと



そんなことって世の中いっぱいある





本質を見よう



財産権を取るのか、いつ「ご免」って言われてしまうかもしれない国の制度に自分の将来のすべてを委ねてしまってよいのか




金融でよく言われる「分散」


やっぱり老後資金づくりも分散を考えなくちゃ


年金も保険も中退共もほぼほぼ70%強は国債運用、だったら違うアセットクラスも持っておかなくちゃ



資産づくりに関していえば、「本気の浮気」も大事



本命一筋じゃかえって恐ろしいです


いつなんどき本命がダメになるやもしれないし、本命がダメにならなくとも予想を下回るパフォーマンスの場合、浮気が生きてくる


もちろん浮気も本気でいかないと、ダメだけど



信じるのもいいけれど、どこかで自分の身を守るための大人のおつきあいをしておいた方がいいよ!と思っちゃいますね、正直なところ



浮気といわず人脈と置き換えてもいい


きっぱりと切らずにずるずる系でつきあっていた人から、忘れていたころいいオファーがあったりもビジネスではままあること



だから、そこそこ付き合いを大事にしておく必要があったり



状況が変わればね、いい風も吹くからあまり四角四面に答えを出さない方がいい場合もある



そう思うと、やっぱりある一部分の自分の資産は自分で管理できるような仕組みにしておくべきでしょう


本気の浮気、考えてみる価値はあります