今でこそ日本でも一般的になった「転職」
いまどき、同じ会社に定年までいる人はそうはいないだろう・・・
という感じになってきました
たとえば私が知っている限りアメリカでも、シンガポールでも転職は当たり前
友人たちも会社がいくつか変わっています
でも、日本人と違うのは、「専門性」は変わっていないということ
アメリカに住む友人を例に挙げると、会社は変わっても、基本的に彼のスペシャリティは一緒
もっというと、新しい会社に就職したら、その数カ月後自分が以前レイオフされた会社が合併されて、もとのオフィスメイトともう一度一緒に働いているとか
レイオフされた時の上司が、今は同僚・・・
別の彼は、前職で一緒だった同僚が、転職さきでまた一緒になったとか
つまり、自分のスペシャリティは変わらないので、職場は変わっても仕事は一緒
自分のキャリアアップが実現しているということ
一方日本だと「あ、会社変わったんだ。今度はどんな仕事?」となる
これでは、キャリアが継続しない
また自分の専門性が磨かれていくと、仕事でお世話になった方々とのつながりが切れにくくなります
会社や肩書ではなく、「自分」に付加価値を感じていただける方と長くつきあえる
これは、大きなポイントです。
そう思うと、会社が変わっても「個」としての自分がとても大事ということが良く分かります
会社名や肩書ではなく、「一人の人間として誠心誠意仕事をする」これが自分がキャリアを続けることに最も大事なわけです。