企業が社員の退職金(一時払い あるいは 年金払い)の将来の金額を約束するのが、従来の退職金制度であり企業年金制度です


会社員にとっては、公的年金に上乗せで支払われるので、ありがたい制度。


特に大手企業さんだと、終身でもらえたらい、年額もかなりあったりとフリーランスからみるとかなり「うらやましい」制度です。




Aさんが定年退職したら○○○○万円退職金を支払わなければならないから積立をしておこう


あるいは 年金払いだと年間○○○万円をAさんが死ぬまで払わなければならないから、積立しておこう



こんな感じで企業は将来の社員の年金(いってみれば退職後の賃金ですよね)を約束すべく準備をしています



しかし、定年後のOBがなくなるまでの間の賃金を保証するなんて、大変


だから掛け金に運用利回りを加味して毎年の積立額を決めてきたのですが、昨今のマーケットの利回り低下において約束通りに将来の金額を保証することが難しくなりました



また、平均寿命も延びているので、終身年金なんかを約束している会社はもう支払いが大変


OBは既得権をもっているので、おいそれと方針を変えることもできない



なんとか会社の退職金制度を維持しなければ・・・



そう考える企業は、利益から不足する退職金の準備のお金を補てんするようになる



でも、これもいつまでも続くことじゃない



なので、企業年金の代表例であった厚生年金基金は解散できるところはしたし、某航空会社のように大きな社会問題になったりしながらも、加入者に涙をのんでもらってとりあえずの着地点を見つけたりしています




でも企業年金の問題を抱えている企業はたくさんあります。




当然いろいろな対策を講じていらっしゃると思うのですが、正直確定拠出年金に勝る解決策はないのではないかな、と私は思っています。



これから少し企業年金についてブログにてアップしていこうと思いますが、確定拠出年金についてもっと知りたい方はこちらのサイトをどうぞ


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9月は14日と17日にセミナーを行います


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確定拠出年金は、日本人のマインドまでも変えることができる「最後の切り札」と思っているのですが^^


ぜひこの機会に確定拠出年金(401K)考えてみてみませんか?