母親が亡くなってミイラ化したので、その遺体を砕いてリュックにいれたというニュースがありました
一方で、戦争の最中妊娠5カ月で夫を戦場に送り、とうとう一度もわが子の顔を見ることなく亡くなっていった夫から別れ際にもらった髪の毛の束をその後ずっと頼りに生きてきたという女性の話もありました
人とのつながりって、何なんでしょう?
親との絆
夫婦の絆
子どもとの絆
友人との絆
一緒に過ごした時間の長短ではなく、共有した瞬間の暖かさであるとか、思いであるとか
人が人を大切に思う瞬間って、たくさんあるのではないでしょうか?
性別にかかわらず、年齢にかかわらず、私には忘れられない人との共有した時間の思い出がいくつもあります。
もう会うこともできないような人もいるし、今でもしょっちゅう会う人もいます
私が大切に思っているその人との瞬間を相手も同じように思っているわけはないでしょうけれど、私自身はそのたいせつな時間に励まされ、癒され、支えられているという状況がいくつもあります
心でそっと大切に思っている人・時間・思い出
流れる時間の中でほんの一瞬でも素敵なかかわりをもった人がいるのかいないのか、でその人自身が自分の人生を大切にできるかどうか決まるのではないかと思うことさえあります
あの時、自分を大切に思ってくれた人がここにも、あそこにも、そしてどこかにきっといると思えば、もうちょっと頑張ってみようと思う気持ちに、自分をもう少しだけ信じてみようという気持ちになるのではないでしょうか?
親がなくなってもそのままにする
子どもを虐待する
心の中に大切な人との思いでがあったのなら、そんなことは起きなかったのでは・・・と寂しく思います。
心でそっと思う人が、一人でも二人でもいた方が幸せなんじゃないかと思ったり
それぞれが自分の立場でかなり頑張っていかなきゃいけない時代だから、物理的なつながりを常に持ち続けるのは結構大変
だからこそ心のつながりを大切にしたい