6月14日付の日経ビジネスでは、


バブル世代


氷河期世代


ゆとり教育世代  のそれぞれの成長の不安要素について特集が組まれていました



私が短大を卒業してJTB(当時は日本交通公社でしたが)に入社したのが1987年


まさにバブル世代です



日経ビジネスによると、この世代を一言でいいうと「頼りにならない」^^;


なんと・・・


40代って一般的には中間管理職で一番部下からも上司からも頼りにされなければならない年代ではないの?って思ってしまいましたが



考えるに、今の40代は男性はかっこよすぎるし女性は美しすぎると思うんですよね


で、共通項は「若さ」への固執


でも日本の若さって幼さみたいなところがあり、どうもその「アンチエイジング」的思考が「育てる」側への成長を阻んでいるようなきがしたりするのです



アメリカ留学時代の話ですが、女性学を専攻した時がありました


20歳前後の女子学生が討論している場で先生が「あなたは知らない人からなんと呼ばれたい?」という問いかけをし


ガールと呼ばれたい、いつまでもかわいらしくいたいから


という人がいれば


ガールなんて言われると一人前にみなされていないように思うから、私はガールと呼ばれるのはイヤ


という人も


一方日本って、いつまでもはばかることなく「女の子」としかも自己申告で、しているところがあるのではないかと思うのです


女子というのも、なんか幼い感じ


つまり、もうひとつ大人になりきれていないのかも知れません



とくに最近の日本の企業は、フラット化していて上下関係がどっしりしているところが少なくなっているような気がして、また独身の方も多くそういう意味ではいつまでも若いままの社員さんも出現してしまうのではないかと思います


それが、たとえば地域社会では、ゆるやかな年功序列が存在していて、乳幼児のお母さんと小学生のお母さん、はたまた子育てが終わったお母さんなどそれぞれが経験と年齢でしかるべきポジションにつくことができます



おむつがなかなかとれなくて・・と2歳児のお母さんが言えば、大丈夫よ、うちは3歳だったんだから、いつかとれるって・・・と小学生のお母さんが答える


最近口答えするんですよ、機嫌も悪いし・・・と中学生のお母さんが言えば、そんなもんよ、クソババアって言われるわよ~と高校生のお母さんが答える


そういう役回りがゆっくりとでも確実に訪れると人は自然に「育てられる側」から「育てる側」に変われるのではないかと思うのです


まあここも地域のつながりが希薄になって、難しくなっているのかも。


私は地域のNPO活動などやっているので、なんとなくこの辺のニュアンスを感じるのですが、公園で似たような年ごろの子供お母さんとばっかり一緒にいると、年上の方から学ぶことも、年下の方へ教えてあげることも少なくなっているのかな~



結構企業って専門職というか縦割りのところがあるから、人間としての一般的な力でもって成長するところが少ないのかも


結局人とのかかわりなんでしょうね。


たとえば昔田舎でよく親戚の集まりがあると、女性達が台所で煮炊きをして、10代の私たち女の子はお運びをしながら、「おばちゃんトーク」を聞いて世の中の仕組み(大げさだ!)を学んだりするようなかかわり



このかかわりを「よし、かかわりあいましょう」と改めて言うのもなんかだしね^^;



でもこういう人とのかかわりが希薄になっていると、日本も国としての成長が危ぶまれるんでしょうね


気になります