執筆の仕事は、色々なところからお仕事依頼をうけるので、案件ごとに担当者が違います



依頼元が違うので、リクエストの内容も違うし進め方も違います



でも私が心がけているのは、締め切りを守ることは第一ですが、担当者の希望にとことん添えるようにすることです



担当者といっても、もともとの依頼主との私とをつなぐコーディネーターのような場合も多く、そうなると先方の希望がはっきりしていないような場合ほんとーに作業が大変になります



要望がとても漠然としている



連絡が途絶えがちでかつ、あればこちらの返事は「即答」を希望しているなど



そうなると間に入る担当者は困りに困ります


とくにマネー(金融や保険)に詳しくない担当者の方も多く、先方のニュアンスが余計に伝わりにくくなります




だからそういう時は、できるだけ私からの働きかけを多くするよう心がけています



こんなことじゃないの


とか


こんなのはどう


とか




結構高圧的な依頼主さんもいるのか、かわいそうになる時も・・・




そりゃ、仕事上の依頼主と引き受け業者という関係があるのかも知れないけれど、もっと仕事がスムーズに進むようにお互いに助け合ったらと思うのは私だけだろうか




担当者の方はたいがい若い方が多く、わたしもできることはやってあげようといつも思っています



これまでもなんどか長い連載や出版の仕事が終わった後、担当者さんが「山中さんはオアシスでした!」みたいに言ってもらったことがあるのですが、そんなにギシギシとした関係で仕事をしなくてもいいでしょ、って本当におもいます



私は会社組織を離れてもう10年になるので、執筆は疑似的なチームワークが体験できる結構好きな仕事



少ないコミュニケーションの中で良いものを作りたいという気持ちでいるので、私からの働きかけも積極的にするし提案もします



大人同士の仕事の場、みんながちょっとずつでも相手を思いやって仕事ができればもっと楽しいのにって思ったりします。