5月5日に祖母が救急車で病院に運ばれてからはずっと、いつ容体が急変してもおかしくない状態と言われていました。


腎臓の機能が停止してしまい、高齢のため透析もかなり危険ということで、積極的な治療ができないのです


自然な状態のままで痛みを除くことを優先させること、それが家族の決めたことでした




その後10日



体がむくみ、肺にもお腹にも水がたまっているので、ずいぶん苦しそう



そのため、点滴で眠れるようにしています



そんな状態なので、いつ命が終わってしまうか分かりません



大阪なので、移動の時間や仕事の都合もあり、いざという時のために喪服も準備しました



でも娘にとっては、おとなが喪服を準備するのは「生きているおばあちゃんに対してとってもひどいこと」をしているという思いのようです





どうしてママは黒いお洋服を準備しているの?なんかひどくない?

なんか、ママいや




娘に言われてしまいました




そういえば、今年の1月は父の状況が悪く喪服を準備していましたっけ



確かにね、事前に喪服も準備してスケジュール帳とにらめっこするなんて、大人の事情ですね



万が一に備えるって、こどもにとっては非情なことと映るのでしょう



大人が、おばあちゃんの容体について、いろいろ話しているのも聞こえるから余計に・・・




でも今回多少ムリをしても、大阪に娘を連れていけて良かったと思っています



すっかり面変わりしてしまったおばあちゃんの手をにぎり、頭をなで、背中をさすり、最期の時間を過ごす



寂しいけれど大事なことで、悲しいけれど乗り越えなければならないことです




あとどのくらい祖母は眠るのでしょう



たまに目をあけ、口を動かし、そしてまた目を閉じる



どうか素敵な夢を見続けてくれたらと思っています