私はあるFPの方たちには、「ベテランの実務家FP」と思われているらしいです
へ~って思うのですが、まあこの仕事も資格を取ってからはすでに8年、仕事としても6年くらいにはなっているのですから、あるいみ「生き残り」としては認められてきているのでしょう。
で、たまに「どんな風にお客さまの相談を受けているのですか」と聞かれることもあるのですが、パソコンを駆使して・・・というどこかの保険会社さんのようなアプローチもしないし、経済論を振りかざすこともしていないし・・・
りっぱな提案書も作っていないし、お客様に差し上げる資料もきたな~い手書きのメモ程度
「相談の時、電卓さえ使っていません」
なんて言うとドン引きされますが、ほんとです。(電卓は使いますが、それはただ暗算ができないから^^;)
ライフプラン表もお客様に自分で作ってね、って言うし、人からみたらどんな提案をしているのって感じだろうな~
やっていることとは?
話を聞くことと、一緒にお金の振り分けを考えること
今ある貯金を、目的別に振り分け、目標に足りない部分の積立計画を考える
できるだけ積立に回せるお金を増やすために、保険やローンをダブルチェックする
そんな感じかな~
金融商品も大きなくくりでしかお話しない
商品選びに入ると、大きな視点で人生設計そのものを見失ってしまうから
あとは、お客様とつながっていること
いつでも言って、っていう雰囲気を最初にお会いした2時間で作り上げること
それだけです
だってね、たった2時間で人生が劇的に変わるわけないから
FPに会ったからって預金通帳残高が増えるわけないから
結局はお客様ご自身が自分で人生設計をする「やり方」をみつけていただくしかないんですよね
だって商品なんてそのときどきで良いものって変わるし、人によって合う合わないがあるし・・・
ともかくFPとお客様との付き合いは長くなって当たり前なので、まず最初は「仲良くなること」「お客様を好きになること」が一番大事だと思うんですよね
そして何か気になることがあったら、「山中さんに聞いてみよう」そんな風に思っていただければ良いのかなっと思っています
自分の人生、決めるのは自分
分かっていることを「そうだよね」って言ってくれる人や、頑張りすぎて疲れた時に「こんな方法もあるよ」っていってくれる人がいればそれで良いのではないかと思います。