オバマさんが、「金融業界は無茶苦茶なことをしちゃダメ!」と発言したことからいろんな人の意見が聞こえてきます。
そんなことをしたら経済がシュリンクしてしまう とか
そうだ、そうだ、わけのわからん金融工学とかで経済をかきまわされちゃ困る とか
FPになるまでは金融とは縁がなかった私が、今仕事を通じて金融に携わる(ごく一部ですが)ようになって思うのは
金融が金融たる仕事を本当にしているのだろうか?
ということ
たとえば税制上のちょっとしたひずみを利用するような金融
情報網を使い数銭の利ザヤを稼ぐ金融
人のお金を担保にレバレッジをきかせ、企業のマイナスを逆手にとる金融
仕組みだけを作り、何かを作り出したかのような顔をする金融、そして結果は他人まかせ(自分は仕組みを作っただけだし・・・)
そんなことが目につくような気がします。
本当にこれが金融?
お金を融通するとは、誰かを応援したいという気持ちから社会的に価値のあるものへお金を移動させそこでさらに価値を作り上げることなのではないかと
理想論かもしれませんが
でも、よりよい社会をみんなが描かないと絶対実現しませんよね
きっと志をもった金融マンはいるはずだし、きっとそういう人の方がおおいはず
だから投資家たちも志を高くもつでしょうね。
「楽に儲けられますか?」という価値観は忘れたいものです