投資信託は、計り売りです。




「○○ファンドを1万円分くださいな」と言って買います。



例えばガソリンスタンドで、「レギュラー1000円分」給油するイメージです。



もちろんガソリンスタンドなら、その場で1000円分は何リッター入れたらよいのか単価が決まっていますからメーターに表示された通り入れたらOKなのですが、投資信託はいわゆる単価が買う時点で決まっていないのです。




買い物をするのに、値段が決まっていない・・・へんですよね。



でも、思いだして下さい




株式投資が、大海原に船を漕ぎだしマグロを釣るようなもの・・・前回こんなかなり無謀なたとえをしました。



マグロって種類などで流通単価が決まっているのでしょう。


釣りあげたら、重さに単価をかけて○○万円!って言っていますよね



でも投資信託は、網をしかける漁でした。


網の中にいは、タコやアジやカツオやタイが(ホント?)いっしょくたんに入っているので、港に卸してセリにかけなければ値段が分からない




投信ってこんなイメージです^^




投資家のお金を大きなお財布にまとめ、ファンドマネージャーという運用の専門家が10や100の銘柄を売買するのが投資信託です。


だから投資先の銘柄の一つ一つはマーケットの間中上がったり、下がったりしています。


それを午後3時にマーケットがしまったあとで、集計して投資口数で割って出すのが投資信託の値段、いわゆる基準価格なのです。



つまり、「投資信託を1万円分くださいな」



とあなたが午後1時に金融機関に告げてお金を出した段階では、まだ船は漁の真っ最中



午後3時に港に引き上げてきて、荷をおろし、魚を分別して集計して値段が決まるのがだいたい午後4時から5時ころとなるわけです。




ちなみに日経新聞などに乗っている「オープン基準価格」という投資信託の値段の一段は、


「昨日の集計結果」です。


おっ、いい感じの値段になっている!買いたい


と思っても、その値段は今日は参考値でしかないことを覚えておきましょう