たとえばネット証券最大手であるSBI証券のサイトをちょっとのぞいてみましょう。



「投信」というくくりの中に「ノーロードファンド」というカテゴリーがあります。


こちら


ノーロードファンドだけでも120本あるんですね~



で、ここからさらに商品分類をクリックすると日本の株式に投資する投信の中のノーロードファンドの一覧がずらりと並ぶわけです。



これだけのファンドが並ぶとくらくらしますね^^



でもうよく見ると1年あるいは3年の騰落率にずいぶん差があることが分かります。



そうなんです、仮にインデックス型といわれるファンドであってもその力の差って結構おおきいんです。



SBI証券では基準価格、騰落率のほかにリスクメジャーと純資産が表示されています



たとえばリスク5と表示されていて騰落率がこの1年大きくプラスになっているファンドには小型株に投資をするものが多いです。


小型株とはジャスダックとかマザーズなどに上場する株式をさし、一部上場の企業に比べ株式の値動きが大きくなる傾向にあります。


だから小型株のベンチマークはトピックスや日経225ではなくジャスダックインデックスだったりするのです。



もともと発行株式数が少ないのが小型株ですから、どうしても値動きが大きくなりがちです。だからこそチャンスがあるのだ、と思える人にとっては選択肢かも知れませんし、値動きが大きいということはリスクが大きいということだから・・・と少し距離をおいて再度考え直すことももちろんOKです。




一方リスク3となっているものには大型株のインデックス型が多いようですね。いわゆるTOPIXに連動するように運用されているファンドです。これから資産づくりに取り組もうという方には、こちらのタイプの方がよいでしょうね。


たとえばこの手のタイプ、ベンチマークをトピックスや日経225としているファンド同士を比べてみて、パフォーマンスがよい方が選ぶのです。


ファンドを比較しながら絞り込み、もし同程度のファンドになったら純資産が大きい方が資金が潤沢であるという判断もできますし、ファンドが設定されてからどのくらい時間がたっているのか、その間安定したパフォーマンスを出してきたのか、というのも選択基準となります。



「ノーロード」というカテゴリーであっても、日本株、世界株、新興国株・・・と分類がされていますから、まずはそれぞれの分類からよいと思うファンドを1つずつピックアップして、毎月1万円ずつの積立をスタートさせるのもよいと思います。


日本株を選んだら次は世界株、そして新興国株とそれぞれ1万円ずつ、トータル3万円の積立を開始したら、資産づくりの第一歩の始まりです。


ネット証券なら、最初から「積立」として投資信託を自動的に毎月定額で買い付けできるようなファンドもそろっていますから、あらかじめそのようなファンドを絞り込んでいけば本当に簡単です。



どうですか、資産づくりの第一歩踏み出せそうですか?