主に資産づくりのアドバイスを中心にコンサルを行っている私ですが、お客様とのお話の出発点は、「家計を把握する」ことから始まります。


収入と支出と毎月の貯蓄額、このバランスがどうかが今後の資産づくりのカギになるからです。



とはいえ、「家計」を把握している方は以外に少ない・・・


だいたい、面談前にいろいろな資料をひっくり返して大雑把な数字を出してくる人がほとんど。




またそれさえもせずにお見えになる方は「すみません、これではいけないと思うんですが、どんぶり勘定なもんで^^;」と苦笑いしながら。



そう、みんな分かっているんですよね、家計管理しなくちゃって





そんな風に言っている私ですが、実は家計簿はつけていません。


理由・・・


めんどうだから^^




でも家計管理はしっかりしています。


理由・・・


これができなければ資産づくりが始まらないから。





家計簿と家計管理、似ている言葉ですが実際は全然違います。



家計簿は費目ごとに使ったお金を分類し記録します。ですからどうしても細かくなり、また分類も分からないものが出てしまうととたんに、やる気がなくなってしまいます。




私はどうしているかというと、家計管理をするのは月1回です。



月に1回なら、なんとかできると思いませんか?



そして年に1回、資産すべての洗い直しをします。


これはだいたい12月頃。




以前もお話しまたがお金は適切に配分しなければなりません。



使うお金は、生活費の3カ月分くらい これは普通預金


貯めるお金は、これから5年~10年の間に使うお金 これは定期預金や債券


増やすお金は主に老後資金 これは投資信託や海外商品   というように、適材適所で金融商品を選んでいかなければならないから・・・



そのためには最低月に1回程度、我が家の家計が適正サイズでいるのかどうかのチェックと年に1回の金融商品チェックをするべきだからです。