民主党が圧勝したけれど、それは自民党には政権をとらせたくなかったから、民主の方がましだろう・・・という有権者も多かったのでは?


リスクもあるけど、このまま自民党で行くよりひょっとしたら日本は良い方向に行くんじゃないのか!という期待と不安もあるのではないでしょうか?


民主の政策についてもここんところいろんな議論がなされていますね



できれば、議論がもっと活発になり国民の総意が反映されるといいな~と思います。



個人的に納得がいかないのが子ども手当


ま、うちも小学生がいるので当事者としてもらえるものはうれしいのだけれど、はたしてこれが税金を財源として政策として良いのかどうか、おそらく議論が必要なところでしょう。



確かに子どもの教育費って1000万円以上とも言われ、その負担が軽くなるのはウェルカムだけれどその解決策がはたして子ども手当なのかどうか。



第一家庭に給付されたとしてもその金額がちゃんと子どもの教育にあてられるかどうかの保証はゼロ


失礼かもしれないが、親としてモラルが低い人も結構いるでしょ。


そもそもこの政策の目指すところはなに?子どもに質の高い教育を提供すること → であれば、奨学金や学校そのものの整備、優秀な先生の育成とかに回した方が良いのではないだろうか?


高校生はみんな少なくとも半年は海外に留学させるなんてもいい。


語学を学ばせる、視野を広げさせる。また海外から留学生をどんどん受け入れると将来国レベルのパイプづくりにも役立つかも・・・


日本に来ている日系に3世、4世が仕事がなく子どもが学校にいけないというニュースも。そんな子が公立の学校でよい教育を受けたら、きっと社会も良くなるんじゃないだろうか?恵まれた環境にいるのに、ふらふらしている日本の甘えんぼさんたちよりよっぽど将来見込みがあるんじゃない?



頑張る人が頑張れるように。頑張った人が力を発揮できるように。やはり何かのベネフィットを受けるにはそれなりの努力を課した方がフェアだと思う。


だいたい少子化対策として生まれてくることもの数を増やすことばかりを考えるより、少人数でも優秀が子どもたちがどんどん世界で活躍できるようになった方が国力も増すのではないだろうか?


優秀な若者が多ければ、老人が多くても社会は安泰じゃない?


子どもの数 x 手当 なんて、「産めよ増やせよ」政策みたいでなんかね~。頭数ばかりが注目されても中身が伴わなければ社会の負担が増えるだけなのでは?



私は今でこそ子どもを一人もてたけれど長い間不妊治療も経験しているし、2度の流産も経験している。そんな時期も働き続け、子供をもつことが簡単ではないことも身を持って経験しているつもり。


不妊に悩む人は多いし、不妊って努力すれば克服できることじゃないし・・・とてもデリケートな問題。それに子どもを亡くした人だっているでしょ。


そんな人も多い中、税金から一律子どもがいる家庭に手当をというのは、どうかと思う。



政治にはスピードも大事なのだろうけど、慎重な精査も期待したい。