某有名会社の企業年金は800万円とか・・・


ここに国民年金や厚生年金が加わると年金収入が1000万円以上になるのだろうか?





「もし企業年金が財政困難でOBの企業年金を減額するような措置をとったら、大変なことになる!!」





ま、そりゃそうだろうけど・・・1000万円が1割減額されて900万円になっても生活には困らないような?




きっと年金収入1000万円なんて人にとって、今回の年金一元化で最低保証月7万円っていう数字は、1回の食事代くらいの感覚なのだろうか?

だって、そんな人は現役時代の給与も高かったんでしょ、当然資産もあるよね。年金以外にも



たまに同業(あるいは同業にちかい人たち)と話をすると、それこそ「お客さんに○千万の投信が売れた」とか「○億円投資したお客様がいる」とかとてもデカイ単位の話(自慢話)が飛び交うこともある。




ちなみに私のお客様は月々2万円とか3万円とかの堅実な方が多い。もちろん中には退職金など含めた数千万円のお金を預り運用提案をしているお客様もいらっしゃるが、少数派。


金額の多寡にかかわらず、私のお客様は真剣に資産運用していますよ(自慢)


「山中さん、それで商売になるの?」    ←  どうぞほっておいてくださいませ^^ 私は一生懸命毎日頑張っている人のために働くことが生きがいなんですから





中には何億というお金を持った高齢の方の運用で「いい商品知らない?節税方法知らない?」などと聞かれることもあるけど、決まって私はこう言います



「ユニセフにどーんと寄付して、所得控除を受けたら確実に数10%の節税ができますよ。世のため人のためにもなるし。いいですよ^^」




イヤ、マジそう思います。この方法なら、絶対損もしません!!



なにをそれ以上儲けようとハイリスクハイリターンの商品に投資をしなければならないの?





確かに株式市場への貢献にはなるかも知れませんが・・・




もっと増やそう、もっと増やそう


もっといいものをほしい、もっと贅沢したい


なんていうときりがないようにも思う。


だいたいバックをとっかえひっかえ持てない(うちの夫は、「あいつはタコか!手が何本あんねん」といいます・・・)し、ドレスなんて着ていくとこもないし(ある人にはあるのだと思うけど)美食は体に悪いし




ほどほどにお金があったら、今度はそれを素敵に使う・世の中に貢献することを考えたらいいと思うのだけど。



金融商品がお金もちの道楽になってしまうと、「もっと儲けろ!」という作用が働き、市場を乱すような取引が増えたりするような気がするのは気のせい?



たとえば町に貢献して、いつでも安全でおいしい野菜を地元農家が提供してくれるようなマーケットを駅ビルにでも作ってくれたりすると、みんなもうれしいし自分もうれしいのじゃないかしらん?




もしくは孫が住む町にどーんと寄付して歩道を整備したり、パトロールをする会社を作ったり、学校を整備したりしてあげれば、お孫さんもご学友の皆さまも安心安全のお暮らしができるのでは?



今あるお金が一生暮らす分で足りるのかしら?とご心配な方はモーニングスターのサイトの金融電卓がお勧め



たとえば10億円を利回り3%で運用しながら30年間で全部使いきろうとすれば、毎年400万円を使ったらいいことが分かります。



取り崩し・受け取り金額



もしくは取り崩し・利回りという計算で


10億円を毎年500万円ずつ30年で取り崩したら利回りはいくらあったらいい?という計算をしてくれます。


答えは4.4%だそうで、ご丁寧に参考ポートフォリオまで提示してくれます。



えっ、足りないですか?

この資産の取り崩しのほか、国民年金・厚生年金・企業年金があるので、合わせると年1500万円くらいは使えると思いますよ・・・

1年でいくらくらいお金が使えるのか私には分かりませんが^^;これである程度参考にはなるのでしょうか?




もし使いきれないくらいのお金をお持ちなら・・・世の中に還元しましょう

きっと、素敵だと思います^^



幸せはお金で買うものではなく、心で感じるもの




お金の貯め方、殖やし方、そして使い方も賢く・品よくいきたいものです。



こんなことを書いちゃうと、富裕層の皆さまは「ファイナンシャルプランナーの山中に相談すると、資産をどんどん寄付されちゃいそうだ」と敬遠されちゃうかも知れませんね^^



正直10億円単位の家計の相談はお受けしたことはありませんが、1億円未満のご相談は得意ですから安心してご連絡くださ~い