夏休みに娘と向かい合っている時間が多くなるとついつい衝突も増えてくる。



宿題どうなの、すすんでるの?


塾の課題は終わったの?


いつになったら勉強始めるの?


図工はいつするの?



などなど




「もう、分かっているよ。ママ向こうに行ってよ!」 最近の娘の口癖



できれば環境の良いところでじっくりと学ばせたい、視野を広げさせたいと思い中高一貫校を受験させようと思っているけれど、偏差値をみると溜息がでそうなくらい娘の実力とはかけ離れている。




「頑張っているんだろうけど、なかなかうまくいかないのよね~。あまり無理させてもしょうがないのかな・・・まぐれでレベルが高い私立に入ってもついていけなったらそれもかわいそうよね」



私ってうるさく言いすぎかな?期待しすぎかな?なんて思ったりして夫にちょっとぼやいてみる。




「まぐれで入ったとしても背伸びをしたとしても、ええ学校にはいれるんなら入れた方がええで。おれらがそうやったやんか。自分のレベル以上のアメリカの大学に入って、えらい思いしてついてくだけで精一杯やったけど、得るもんは大きかったやんか」



そうだね、毎日必死で勉強してたもんね。


なんせ、TOEFLの点数を満たすのだけでもしんどかった・・・



「なんでも、上を見てがんばらなあかんねん。楽したら楽できるからな。今頑張れるだけ頑張っとったらそれが将来力になるやろ」



でもね、頑張ってもなかなか点数が上がらないのよね。もともとのんびりだからモチベーションもゼロレベルだし(いったい誰に似たのよ!!)



「この夏休みで、だいぶ変わったと思うで。考え方や説明の仕方もだいぶましになったで。ま、続けるこっちゃ」




確かにね、毎日塾にいくだけでも立派よね。


回りを見るとすごい子たくさんいるからなんとなく気持ちがゆらぐけど(いけないな~)問題はこの子が将来一人で生きていけるための力を養うこと。ゴールは長い。私も忍耐強く見守ってあげよう。



最近はカリカリしている私より、遊んでくれて一緒にキャッチボールしたり車を洗ったりするパパの人気が急上昇中。


なんか割が合わないな~なんて思ったりするけど、子育ては私の人生における最大級の長期プロジェクトだからしっかりぶれないビジョンをもっていなければいけないな。



「あの子はやれる子やと思うで」



そうだね、信じてバックアップしていくしかないよね