新聞の編集後記が好きです。

購読しているのは、日経新聞と読売ですが、必ず目を通します。


今日の読売新聞は三宅一生さんが、米紙に寄稿した文章と美空ひばりさんの一本の鉛筆という歌を紹介していました。

http://www.youtube.com/watch?v=vu6eWArFrao

そもそもはオバマ大統領の演説に感動した三宅さんが、自分自身が被爆者であることを明らかにしたというもの。

世界的に有名なデザイナーである三宅氏の発言は、それだけで力のあるものなのでしょう。

私も米国に留学していたころ、周りの人たちがあまりにも原爆についての知識、興味がないのに驚いた経験があります。

別に悪意はないのでしょうが、ただ「知らない」のです。


日本人にとって戦争といえば「第2次世界大戦」を指すことが多いでしょうが、アメリカ人にとってそれ以後も戦争を幾度か経験していますものね。


政治的な不安感がまた高まっています。経済が疲弊するとき争いが起こるともいわれていますが、だからこそ平和ということをしっかり考えていかなければと・・・


美空ひばりさんの一本の鉛筆は初めて聞きましたが、歌詞のひとつひとつかみしめたい歌ですね。