為替の変動を予測できないから、「終わり」が決められている外貨預金は投資家にとって分が悪いとうことを前回お話しました


前回の関連記事 外貨預金は為替が命



でもここでもうひとつ外貨預金がなかなか利益を出せないトラップがあります。



為替手数料です。



たとえば米ドルであれば1ドルにつき1円の為替手数料、つまり両替手数料ですよね、これがとられるのです。

1ドル100円なら、1円は1%に相当します。

そんな高い手数料を円をドルに換えるとき→外貨預金を始めるとき、とドルから円に換えるとき→満期になって円に戻すときにとられるのですから往復で2円の手数料というわけです。

これは、いくらなんでもきついです。


1ドルに付き2円の手数料分も含め利益を出そうと思えば、為替は最低でも預入時より2円円安にならければいけないということ。

運用期間中の数か月から数年というスパンなら、そういうことは十分起こりうると思いますが、満期日にめでたく2円以上の円安になるかどうか・・・奇跡じゃないでしょうか?




そう考えると、外貨運用で利益を出すには、2つのトラップをクリアする必要があるということです。



1、為替のタイミングを自分で自由に選べること


2、為替手数料が安いこと



これさえクリアできれば、外貨運用はこっちのもの!!



では、この二つがクリアできる手段は



外貨MMFとFX もっと言えば、外貨MMFよりFXの方が為替タイミングの自由度とコストのメリットが大きいので、利益を出せる仕組みが備わっているといえます。



外貨MMFとFX、ちょっと研究してみましょう^^