私たちが1990年1月から1994年6月まで滞在したアメリカ、オハイオ州コロンバスは、大学を中心とした緑あふれる場所。


ダウンタウンには、金融機関ほか劇場が2つ


ひとつは近代的な劇場 ここではブロードウェイのミュージカルを何度か見に行きました


もうひとつは歴史を感じる古い劇場 ここではオーケストラの演奏をよく聞きにいきました。


コロンバスには地元のオーケストラがあって、定期演奏を行うほか夏はシーズンチケットが発売され夏の間の毎週末野外コンサートが行われました。


オハイオからケンタッキーにまで流れる川があり、そこからそれほど離れていないところ広い芝生の公演がありそこで全部でたしか5回だったと思うのですが、毎週コンサートが開かれるのです。


夕方4時ころから、みんな思い思いにレジャーシートや簡易イス、バスケットにはサンドイッチやホットドック、スナックをたくさん入れて、もちろんビールにワインも


そしてコンサート始まる前からぼちぼちと食事をし、演奏はお腹いっぱいで気持ちよくなったところで、芝生に寝転がったまま聞くのです。



オーケストラのバックは、青空。それがだんだん夕暮れになりクライマックスの頃は、星が輝く・・・



なんともステキなひと時でした。



アメリカ人はマーチが好きなのか、エンディングは必ずマーチ。


特にシーズン最後の演奏会の一番最後の曲は、うきうきするような力強いマーチにのせて、夜空に花火が打ち上げられます。



情緒ある花火というかんじではなく、ドッカーンとこれでもか~ってくらいに打ち上げられますがそれがまた観衆はヤンヤの歓声。





あの夏のコンサートは、ホント夏の楽しみのひとつ。


夫は音楽とは程遠い人ですが、コロンバスにいたころはオフィスメイトの影響もあり、よくコンサートにでかけました。


日本でも気軽に演奏がきける、芝生の上に寝転がってワインを飲みながら音楽が聴けるなんてサイコー、あんな演奏会があったらいいな~




それから夏の思い出の中でもひときわ輝いているのは、私たちが住んでいた家の庭。


夏になると蛍が飛ぶのです。


それも、ちら・ほらなんてかわいいものではなく、庭全体から湧き上がるようにうわぁ~っと!!



それは、見事でした。



懐かしいな~



もし、チャンスがあったら、またアメリカに住みたいな~