オハイオ州立大学に入ったときに、周りからは
夫の仕事の都合で数年という時間制限のある中で、あの奥さん何も勉強しなくても・・・
的な目で見られていました。
そして今でも、夫が働いているし、こどももまだ小学生なのになにもあえて仕事をしなくても・・・
なんて、言われることもあります。
どうして勉強を続けるのか、どうして仕事を続けるのか
ひとつの理由は、「山に登る大変さと、頂上にたどりついた時の素晴らしさを知っているから、また登りたくなる」のかな、と思います。
小さいころから、自分が決めたことはまずやってみなさい、と言われていたし、結構コツコツ型だったから、持久力でもってある程度の山は登りきってきた経験がある。
たとえ小さい山であっても、その経験は大きいと思う。
人によっては、あえて山になんか登らなくても・・・という人もいると思う。
山なんて大変だし、わざわざ登らなくても実生活には困らない。
登らなくたって幸せだし。
でも、頂上から見た風景は地上でいつも見ている風景よりも数段見晴らしはいいし、遠くも見える。
上らなかった人には絶対味わえない感覚が確かにある。
山に登る人でいるのか、
山を眺めているだけの人でいるのか、
それとも山の存在さえ知らずにいる人でいるのか、
やはりその違いは大きいのではないかと思う。
私は・・・やっぱり山の頂上でまだみたことのない風景を見てみたい