老後資金づくりに欠かせないデータといえば、


自分が何歳からいくらの公的年金をもらえるのか・・・・



国から入ってくる分と生活に必要なお金との差額が自分で準備しなければならない貯金の目標額です。



この公的年金データを個別に送ろう!というのが、ねんきん定期便。



これまでの保険料支払い履歴も載っているし、現状で受け取りできる年金の見込み額もきちんと表示されている。


よくやった!!とおもう反面



どうして今までやらなかったの?という気持ちも大きい。




まあ、大きな一歩には違いないけれど、つくづく残念なのは、「訴え感」がなかなか伝わらない資料だということ。



せっかく現役日本人すべてに送る資料なのだから、



年金の役割であったり、今の財源の状況であったり、これから月○万円で働くと、将来もらえる年金が○万円増えるよ!!とかあるとモチベーションも理解も深まると思うんだけどな~。



マンガでもいいから、まずは日本の社会保障制度に理解してもらい、日本人全員が真剣に取り組むようにしないと、いつまでたっても老後は不安のまま。



もう少し工夫が必要なのではないだろうか?



うーん、せいぜい60点かな~



もし、日本の社会保険制度と自分とのかかわりを勉強したい方がいらっしゃいましたら、



著書「給与明細でわかる税金の社会保険の大原則」をお読みください。

だいぶすっきりすると思います。




心もお財布も幸せになる!マネー力磨き



でもねんきん定期便は、大いに活用できるいい資料です。


FPに相談を考えている方、必ず持参した方がいいですね^^