松本聖香ちゃんの事件は、本当に胸が苦しくなる。


同じ年ごろの娘をもつ私としては、どうして、こんなことに?と悲しくなる。



母親はいったいどうしていたんだろう。


どうして守れなかったんだろう?




離婚、内縁関係、暴力、失業、家族の死・・・世の中それはいろいろあると思うけど、母親が母親であることを忘れてはいけないと思う。



母でいるためには強くなくてはいけない。


母でいるためには、経済力をもっていなければならない。


だって、子どもを守ってあげられるのは、母親だから。




もちろん母親だって最初から強いわけじゃない。なんでもできるわけじゃない。


でも、母親の母親がまたサポートしてあげることを忘れなければ、やっぱり子供の幸せは守ってあげられると思う。



一人の女性として輝きたい!いつまでも美しくありたい!



確かにその思いもよいと思うけど人間はいずれ人を育てる側にならなくてはいけないと思う。


いつまでのスポットライトをあび、いつまでも主役にいるのではダメ。良い脇役にならなければ。




大人になることは、わきまえることでもあると思う。


自分自身がすべきこと、役割として担っていること、それをきちんとわきまえる。



大人になったら、まず自分自身が一人で暮らせること、そして大切な人を守れるだけの生活力を持つこと。


それは、結婚して専業主婦になるから、夫にお任せというのではなく、いつまでも「ひとりの人間」として自立する気持ちをもつこと。



経済力を持つことは、人として強くなれること。


強くなれなければ、大切な人は守れない。


母であることを忘れずに、こどもはいつも守れるくらい経済力をもっていたい。


何があっても、子どもは手放さずに済むように。


何があっても、こどもを一人前にしてあげられるように。