定期預金といえば、「安全・確実」な商品ですが、やはりここにも3つほど気をつけたい点が・・・
ひとつめ、以前もお話をしたペイオフがらみ。
日本の定期預金なら元本1000万円とその利息は預け先の銀行が万が一倒産しても法律で守られます!ということをお話をしましたが、とはいっても倒産してすぐに「はい、これあなたの1000万円」とおかねが戻ってくるとは考えにくい
つまりいろいろな手続きを踏んで、確認に確認を重ねてやっと自分のお金が自由になるであろうと予測した方が無難ということ。(実際期限付きですが、引き出すお金に制限が設けられます)
だから、銀行はひとつにまとめずいくつか別の銀行にお金を預けた方がいいです
また財形や確定拠出年金(401k)で定期預金を利用している人は、もし同じ銀行なら「名寄せ」されて同じ人の1000万円までの保証となりますから、合算して保証額を超えると戻ってこない可能性が出てきます。
以上がペイオフがらみの注意事項。
次が期間についての注意以降
定期預金は元本割れはないものの、満期前の途中解約ではペナルティがあり予定された金利がつかなくなります
たとえば5年定期3%(ないけどね・・・)にとびついて定期を開始したところ、3年たったら他の銀行の定期がもっと条件のいい商品を出してきたので乗り換えたい・・・
そうすると中途解約利率というのが適用になり、3%より低い金利が適用されてしまいます。
だったら、1年定期を継続していた方が良かったかも~ともなりかねないので、やっぱり気をつけましょう。
みっつめは、定期預金とはいいつついろんなおまけが付いている商品。
たとえば、定期預金と投資信託を組み合わせているやつ・・・とか、○年後は金利が○%となるよ~とか。
これらは一見よさそうですが、ちょっと待ってねという商品です。
理由は明日にでもお話しましょうか・・・
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