外国債券、FX、外貨建の投資信託、外国商品への直接投資、エトセトラ
私自身のポートフォリオの中でも、海外へ投資するものは結構多い。
金融商品の定義を多少広くしているけれど、それでも半分は海外に投資するもの。
通貨は米ドルとユーロで4:1程度。運用先はもちろん先進国から新興国までいろいろだけど、通貨はまあその程度かな。FXでは、他の通貨も一部扱っているけれど、あまり持つとわからなくなるので・・・
「為替のリスクが怖いでしょう」
「米ドルもこれからは力が弱まるでしょう」
そんな声をよく聞くけれど、為替のリスクは利回りと時間である程度カバーできるし、仮に米国の世界に対するリーダーシップが今後弱まったとしても世界の基軸通貨としての米ドルの役割はそう簡単にはなくならないはず。
資産運用は、人間の本質がもつパワーに託すようなもの。
株式運用は「明日はもっと豊かな暮らしをしたい!」という気持ち
世界中には、正直で賢い人間がたくさんいて、人々が豊かに暮らしていけるようにと知恵を絞っている・・・そんな人たちに資金援助をする人もいて、当然その好意はむくわれみんながハッピーになる。
資産運用は、人を出し抜いて、だまして、自分だけいい思いをしよう・・・なんて思っているとうまくいかない。
私も頑張る。頑張ることの大変さと素晴らしさを知っているから、がんばる人を応援する。
そんな風に思わないと。
日本の人口減は経済の成長という意味では大きなマイナス。でも規模は小さくとも豊になれる方法はいくらでもあるから日本へも投資を続けている。
海外商品をご紹介する投資アドバイザーにありがちなのは、「日本はもうダメだから、海外に投資しましょう」というようなリーディング。
でも、自らが住み、子どもたちが育つこの日本を、しょぼくれた国と見離しちゃ絶対ダメ。
日本も海外もバランスよく投資を続け、みんなが持つがんばる力でみんながハッピーにならなくちゃ。
金融商品は使い分け。適材適所であったものを使えば良い。
外国の債券はじっくり運用。FXは為替の動きを見ながら、利益を確定させまた次のチャンスを狙う。
他にもいろんな商品の特徴を知り、自分に合った運用ができればマネー力が磨かれるというもの・・・