いつだってそう。
ツライいもん。
郁子はコーラを一気飲みした。
毎日がツライ・・・
そんな日々を郁子は過ごしていた。
朝目が覚めると
ツライ一日が今日も始まるのかと凹んだ。
ガン!コーラの瓶をテーブルに強く置いた。
郁子は空を見上げた。
郁子の心のように曇っていた。
少しでも気分が晴れるようにと
コーラを一気飲みしたけど、
一時的な爽快感で終わった。
それは郁子の青春の終わりを
知らせるようだった。
何もしなかった青春。
あっというまに終わった青春。
私の青春は何だったのだろうかと
郁子は去った青春に思いをはせた。
思い出されるのは
ツライ思いばかり。
郁子は自分が嫌になっていた。
そうしていつもこうなのだろう・・・・・
私って。
スイカの味。
花火の音。
蚊取り線香の香り。
それらが懐かしいような切ない思い出だ。
郁子は部屋の荷物を全て詰め込んだ大きなバッグを持って、
歩き出した。
青春を置き去りにして・・・・
新しい自分に出会うために・・・・
