キムミヌのラストゲームが終わった。
悲しいというより、終わってしまったという感覚です。今年は開幕前からラストシーズンということは既定路線ではありましたし、途中での新外国人選手の獲得ができたり、下世話ではあるがサヨナラ企画で盛り上がり観客増や、グッズ販売で稼ぐこともできた。
来た時のことを思い出してみる。大学中退?アンダー20韓国代表?という触れ込みでユン監督を慕って来たという触れ込み。判断に難しい形で来日した印象。小柄な選手がどこまでできるのか?
というなんとも上から目線であるのであるが、正直なところスタメンのレベルを厚くしてくれる選手であるならば誰でも良かった。
ドリブルでの突破力。
尽きることない運動量。
左足の切れ味。
並の選手でないことはわかった。それからこんなに長い期間、キャプテンを務めてくれる選手になるとはね。ミヌのいる時、いない時ではサガン鳥栖はいつもと違うチームになっていましたよね。
もっと点数を取ることができる選手だったはず。前に位置どって仕掛けると2倍の点数をとれたでしょう。それを守備に駆けずり回り、サイドで敵を引きつけ、味方のアシストに回っていた証でしょう。
必ず戻って来てとは言いません。その時、その時の判断でミヌにとって最高の道を切り開いてくれるのであれば嬉しいです。
その時、もしかしたらサガン鳥栖に戻ってくることができるタイミングがあるかもしれない。
その時は、笑顔で受け入れましょう。
それまでの間、しばしのお別れ。
ありがとう、ミヌ。