東京は遠く晴れて、棚引き散り散りになる雲さえ溶かして居る。
この空をどうやって誰と歩くことが幸福なのかを考えながら、
記憶の中で散り続けて居る桜の雨を思う。
4月はとうに来て居て、それでも只管に答えに首を振りながら
真実より理想を求め続けては段差に躓いては傷口を拭って居る。
分かってる。分かってる。分かってる。
心の中でお利口な自分が真っ直ぐな目で見つめてくる。
春は既に猛りを過ぎ、やがて蒼い季節を運ぶ。
鎌倉の駅に雨粒を落とす季節もきっとやがてのこと。
空は僕を置き去りにぐるぐる回っていく。
空は少し、東京と似て居る。
分かってる。分かってる。分かってる。
だから置いていかないでよ、と誰に云えば良いのだろう。
届かない声が頭の中で響いて居る。
東京はすがすがしい程の晴れ。
+
世の中には本当に沢山の職業があって、
要は自身の想像力の問題なのだけれど、
自分の生活がどれだけの数の力によって支えられて居るのかを物思う。
空港で旗を振る人、あんまんに赤い印を付ける人、いつか僕の命を救う人、
アプリケーションを管理する人、ソーセージにホットケーキミックスを付けて揚げる人。
恩着せがましく私がやりましたと胸を張ってくれれば感謝も楽だけれど、
これもまた想像力。
出来れば気付ける人でありたいなと常々思う。
エレベーターを降りるときにボタンを押しておいてくれる人、
電車の中で転がり続ける空き缶を率先して拾う人、
駅の券売機の前で行き方が分からず戸惑う白人さんに話し掛けて力になろう
と思ったらドイツ人で一緒になって戸惑う人。
出来ればそう云う人でありたいなと常々思う。
こんなこと間も無く32になる男が今更しみじみ語ることでもないか。
次。次。次。
+
ブログでの御礼が遅れて居てすみません。
PUPA CINEMATIC STAGE 「FOOLISH」にご来場頂いた皆様
沢山のプレゼントやお花、応援のお言葉を下さった皆様
本当にありがとうございました。
僕の大好きなPUPA公演に今までと違う形で参加させて頂いたのですが、
それもまたこの後改めて書かせて頂くとして、
あまにーこと、リーダー天野哲也くんは本当に快く僕を歓迎してくれて
大好きな演出家の加藤真紀子さんとの時間も
前回から舐めた口きいている僕を快く受け止めて許してくれるSATSUKIさんや
ようやく念願叶っての共演(ダブルキャスト別チームは経験あるけれど)な島田惇平くんや
もう本人にバラしちゃったから公言するけれど、
ずっと尊敬して憧れてやまないアーティストにして俳優の鬼束道歩さんとの共演も
リーダー成松慶彦やイケメン甲斐千尋ちゃんとまたご一緒だったのも嬉しい。
もう羅列していくとキリもないので名前は割愛するけれど、
今回初めましてだったキャストさんも
顔馴染み過ぎたり、
「あれ?君もうPUPAさんだと思ってたわ」なキャストさんも
アクも個性も強くて、楽しかった公演でした。
大人数のカンパニーなので芝居への向き合い方にも少しずつ違いがあって、
それでいて結論はFOOLISHという1つの形にきちんと辿り着くのが実に面白いな、と。
なんだかんだで
必ず誰かしらが毎晩飲んで居ると云う凄いカンパニーだったのも思い出。
あと僕が衣装でお借りして居た靴が
明らかに愛する井深克彦氏が以前使用したであろう靴だったことは
絶対に忘れてはならない良い思い出。
僕は彼のソウルを受け継いで居たと云って過言ではない。
もはやあの靴はルブタン。
+
さてさて。
勿体ぶってしまったせいで切り出しづらくなってしまいましたが。
いやここはもう、さらっと。簡潔に申し上げたほうがよろしいんでしょうね。
この度、田中伸彦は17歳より15年弱ほど所属しておりましたプロダクション
株式会社 オフィスジュニアと契約解除を致しておりました。
美獣のメンバーでは宮澤翔くんがすでに発表しておりましたし、
事務所サイトが数日前より閉鎖となっておりましたので
皆様的にはさほど驚きもないかもしれませんが。
現在、
私、田中伸彦はフリーランスという形で芸能と向き合う形をとっております。
今後の活動やマネージメントの方法を考えると、
プロダクションへの所属を視野に入れておりますが、
良き出会いが見つかるまでの暫くの間はフリーランスとなります。
またなにか朗報がございましたら必ずご報告いたしますので、
ブログやツイッターを懲りずにご確認頂けると幸いです。
+
付録
今はもう殆どと云って良いほど快復状態なので
特にご心配にならないで欲しいのですが、
椎間板ヘルニアになってしまい、数夜の間タオルを噛みながら寝ておりました。
あと1日あの激痛が続いて居たら両足を切り落としていたかもしれません。
健在です。
本当に良いお医者さんに出会えて良かった。
ではタナカドリルとツイッターでお会いしましょう。
この空をどうやって誰と歩くことが幸福なのかを考えながら、
記憶の中で散り続けて居る桜の雨を思う。
4月はとうに来て居て、それでも只管に答えに首を振りながら
真実より理想を求め続けては段差に躓いては傷口を拭って居る。
分かってる。分かってる。分かってる。
心の中でお利口な自分が真っ直ぐな目で見つめてくる。
春は既に猛りを過ぎ、やがて蒼い季節を運ぶ。
鎌倉の駅に雨粒を落とす季節もきっとやがてのこと。
空は僕を置き去りにぐるぐる回っていく。
空は少し、東京と似て居る。
分かってる。分かってる。分かってる。
だから置いていかないでよ、と誰に云えば良いのだろう。
届かない声が頭の中で響いて居る。
東京はすがすがしい程の晴れ。
+
世の中には本当に沢山の職業があって、
要は自身の想像力の問題なのだけれど、
自分の生活がどれだけの数の力によって支えられて居るのかを物思う。
空港で旗を振る人、あんまんに赤い印を付ける人、いつか僕の命を救う人、
アプリケーションを管理する人、ソーセージにホットケーキミックスを付けて揚げる人。
恩着せがましく私がやりましたと胸を張ってくれれば感謝も楽だけれど、
これもまた想像力。
出来れば気付ける人でありたいなと常々思う。
エレベーターを降りるときにボタンを押しておいてくれる人、
電車の中で転がり続ける空き缶を率先して拾う人、
駅の券売機の前で行き方が分からず戸惑う白人さんに話し掛けて力になろう
と思ったらドイツ人で一緒になって戸惑う人。
出来ればそう云う人でありたいなと常々思う。
こんなこと間も無く32になる男が今更しみじみ語ることでもないか。
次。次。次。
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ブログでの御礼が遅れて居てすみません。
PUPA CINEMATIC STAGE 「FOOLISH」にご来場頂いた皆様
沢山のプレゼントやお花、応援のお言葉を下さった皆様
本当にありがとうございました。
僕の大好きなPUPA公演に今までと違う形で参加させて頂いたのですが、
それもまたこの後改めて書かせて頂くとして、
あまにーこと、リーダー天野哲也くんは本当に快く僕を歓迎してくれて
大好きな演出家の加藤真紀子さんとの時間も
前回から舐めた口きいている僕を快く受け止めて許してくれるSATSUKIさんや
ようやく念願叶っての共演(ダブルキャスト別チームは経験あるけれど)な島田惇平くんや
もう本人にバラしちゃったから公言するけれど、
ずっと尊敬して憧れてやまないアーティストにして俳優の鬼束道歩さんとの共演も
リーダー成松慶彦やイケメン甲斐千尋ちゃんとまたご一緒だったのも嬉しい。
もう羅列していくとキリもないので名前は割愛するけれど、
今回初めましてだったキャストさんも
顔馴染み過ぎたり、
「あれ?君もうPUPAさんだと思ってたわ」なキャストさんも
アクも個性も強くて、楽しかった公演でした。
大人数のカンパニーなので芝居への向き合い方にも少しずつ違いがあって、
それでいて結論はFOOLISHという1つの形にきちんと辿り着くのが実に面白いな、と。
なんだかんだで
必ず誰かしらが毎晩飲んで居ると云う凄いカンパニーだったのも思い出。
あと僕が衣装でお借りして居た靴が
明らかに愛する井深克彦氏が以前使用したであろう靴だったことは
絶対に忘れてはならない良い思い出。
僕は彼のソウルを受け継いで居たと云って過言ではない。
もはやあの靴はルブタン。
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さてさて。
勿体ぶってしまったせいで切り出しづらくなってしまいましたが。
いやここはもう、さらっと。簡潔に申し上げたほうがよろしいんでしょうね。
この度、田中伸彦は17歳より15年弱ほど所属しておりましたプロダクション
株式会社 オフィスジュニアと契約解除を致しておりました。
美獣のメンバーでは宮澤翔くんがすでに発表しておりましたし、
事務所サイトが数日前より閉鎖となっておりましたので
皆様的にはさほど驚きもないかもしれませんが。
現在、
私、田中伸彦はフリーランスという形で芸能と向き合う形をとっております。
今後の活動やマネージメントの方法を考えると、
プロダクションへの所属を視野に入れておりますが、
良き出会いが見つかるまでの暫くの間はフリーランスとなります。
またなにか朗報がございましたら必ずご報告いたしますので、
ブログやツイッターを懲りずにご確認頂けると幸いです。
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付録
今はもう殆どと云って良いほど快復状態なので
特にご心配にならないで欲しいのですが、
椎間板ヘルニアになってしまい、数夜の間タオルを噛みながら寝ておりました。
あと1日あの激痛が続いて居たら両足を切り落としていたかもしれません。
健在です。
本当に良いお医者さんに出会えて良かった。
ではタナカドリルとツイッターでお会いしましょう。