falling
風が強く吹いている 足を滑らせてしまいそう
縛り縛られ流されて 此処が辿り着いた場所
僕は不自由だ 何も出来ない
誰一人 僕に気付いてくれない
こんなにも手を振って 声を荒げているのに
何も知らない 何も出来ない
僕なんか もう必要無いんだろ?
そして閉じ籠って 声も塞いでしまった
「こんな世界」を 「好きになれ」だなんて
どう頑張っても 到底不可能
「生きてる事」は 「素晴らしい」だなんて
思いたくても 思えはしない
風が未だ吹き止まない 遂に吐き気も催してきた
前も後ろも左右にも 道など遺されていない
僕の声なんか 聞こえちゃいない
誰一人 耳を貸そうとしない
こんなにも精一杯 正論振り翳してみても
そんなの知らない 聞いた事も無い
誰一人 本当を言おうとしない
臭い物の様に 僕にも蓋をした
「こんな世界」で 「生きている」意味はない
どう頑張っても 継続不可能
「生きてる事」は 「素晴らしい」だなんて
冗談としても 笑えもしない
僕がそんな嫌いなら 殺してくれて良いのに
望まれない事を 僕は望んでないから
「こんな世界」で 生きて来た僕を
一体 誰が 褒めてくれるの?
望んでも無い GAME OVER
次の僕は 望まれるように
足を滑らせて 飛んでみたら
漸く 僕が 何者か 知った
