私たちがカルガリーを出て行くとき、何人もの人に
”何で、わざわざそんな大変な街にいくんだ”
と言われ続けていました。
実際、トロントから仕事や家が無くて、カルガリーに引っ越してきた人たちを沢山みてきました。
私も途中、本当に大丈夫かな？と不安になりましたが、ここは父ちゃんを信じるしかない、と。
全然自慢とかそんなんじゃないんですが、ウチの太郎と父ちゃん、ほんとラッキーな人たちで。。。
まず、この二人の周りには良い人しか寄ってこない、（二人とも人見知りするのに）
災難は知らぬ間に回避してるし、雨にも霰にも当たられたことがないんです。
母ちゃん、不思議でしょうがない。
心配ばっかりしてるのは母ちゃんだけなんです。
なので、傍から見たら安易な考えかもしれませんが、
今回も何とかなるだろう、と言う気持ちで行こうと思ったわけです。
しかし、そんな父ちゃんでも苦労してましたねぇ、、、
仕事探し。
まず、人材が足りない企業がない。。。
だから、正社員はいらないし、ワーホリの若い子達を安月給でフレキシブルに雇う方が
会社的には楽なんですよね。（都会の飲食店なんてそんなもんかぁ。。。）
ざっと見て20件以上に履歴書送って面接が７－８件くらいだったかな？
面接した会社全部、条件合わず。。。
結局、父ちゃんが10年前にワーホリで働いていた店のオーナーの知りあいの店で
丁度ポジションが空いているということで、現在の職場に決まったわけです。
ここまでたどり着く為に2週間、毎日、就職活動でした。。。
お疲れ様でした。。。
そして、住宅の方ですが、
実は家、トロント市内じゃないんですｗ
というのも、物価高で、とても都心の家なんて借りれません。
それに、ゴチャゴチャしすぎて学校も校庭汚い狭いで。
大体、トロント市内の１LDK（１BR）のアパートで＄１５００プラス電気代
広さを優先するなら多少我慢してオンボロアパート２BRで＄１５００といったところ。
さすがに、前回引越し直前にすんでたオンボロ１BRアパートで相当ストレスが溜まっていたので、
父ちゃんと相談した結果、太郎もいるし、郊外にしよう、ということになり、
今の家に決めました。
しかし、ここに決まるまでも、何件も見て回って、、、
写真と全然違う内装（古い汚い臭い）だったり、
閑静な住宅街とか書いてるのに下の階がアダルトビデオ屋だったり。。。
まぁね、、カナダ、、良くある事ですｗ
はぁ。。。今日もビジネスホテル探さなきゃだねぇ。。。と
肩を落とし、その日の最後の一軒が、平屋の古い一軒やなんですが、
大家さんのお姉さんが何とも良い人たちで！！
元々お姉さんのお母さんと妹さんが住んでた家なんだけど、
新しく家を購入したのでここは貸家にすることになったらしい。
んで、テナントがウチが初めてらしくて、家賃も、光熱費込みにしてくれました。
場所はリッチモンドヒル市といって、小さな郊外の町です。
トロント都心部まで高速で30分。全然悪くないです。
父ちゃんの勤務先も前からそこが決まっていたかのような近距離で車で15分のところ。
裏庭には前々のオーナーが置いて行った
滑り台
やっっっっっと、落ち着きました。
が。。。。。。。。。。。
こちらに到着してもうすぐ3週間。
引越し屋のトラックが、こない。。。。。。。。。。。。。
カルガリーの家を出発してから、もう1ヶ月ですけど？
毎日、電話して、今どこだーーー荷物は無事なのかーーーと苦情いれてるんですが、
ぁああ～今の時期忙しいのよ～もうすぐだから～あと2日待って～～
と、毎回、あと2日、あと2日、言われ続けて1ヶ月。
そうとう失礼な会社なので名前出しますが、アメリカのVEGA LINEって会社です。
最終経費が見積もり金額の倍の請求書が届くし、
それにクレーム入れたら、あれは基本の値段で、あなた達の荷物の重量3トン近くになったから。
と。
しっかり重量も細かく表示されてたけど、後でネットで調べたら、アメリカの引越し業者は
嘘の重量言ってくる所が多いらしい。でも、そんな、家具とか何トンも自分らで測れないから、
この重量です！！って言い張ってくるらしい。
実際うちも、引越しトラックに積む前に全部の重量測ったわけじゃないし。
やられたーと思いました。。。もう二度と引越し業者なんで使うもんか！！
あ、大変、すっかり愚痴になってしまいましたが、
皆さんもくれぐれもご注意を。。。汗
と、こんな調子で、家は落ち着いたのですが、未だになべ2つだけでご飯炊いておかず作って、窓際でご飯を食べ、キャンプ用のエアーベッドに寝て、床に座布団しいてPCやっとりますｗ
早くふかふかのベッドで寝たいです。。。
長々となってしまいましたが、太郎家のカナダ横断引越し日記を終わりまーす！！
今後とも何卒宜しくお願いいたします！！
