room46


言葉をうまくしゃべれない。

声にした瞬間、思っていたことと違うと気づく。


これ、しゃべることにかぎったことじゃないかもな…。


いっこの発言、いっこの行動が、次の瞬間、

思ってもいないところに自分をはこぶ。

pipe


遠くへ行こうと思う。


自分の知らない世界、

自分の知らない言葉、

自分の知らない人が待っている遠くへ行こうと思う。


自分はどう変わるだろうか。

変わる自分を好きになれるだろうか。

変わる自分を好きになってくれるだろうか。

それもわからないほどの遠くへ行こうと思う。


バイバイ。もう一生会わない人たち。

humidity


かっこいいにあこがれる。

かっこいいは大事。


ノーベル賞受賞者の利根川進さんも今の研究の世界にはいったきっかけは

「かっこいいと思ったから」らしい。


かっこいい人ってどんな人?


情熱にあふれている人?

何かと戦っている人?

真剣な人?


わからんなー。

自分のまわりを見渡してもかっこいいと思える人なんて…

いないじゃん。


うーん。

あこがれるし、大事だと思うけど、

かっこいいってむずかしい。


とりあえず、川瀬敏郎あたりを目標にがんばるか…。

kyoryu01


わからないことが多い。

多いというか、わからないことばかり。

わかっていることなんてあるのか?


みんなわからないことをこわがっている。

こわいから、なんとなくわかっていることにしている。

こわいから、わかることしか話さない。

こわいから、わからないことから逃げる。


そんなみんなは、出口のないお化け屋敷の中。

そんなみんなは、孤独な宇宙の孤独な惑星。

そんなみんなは、stray sheep。


hana01


他人が何を考えて何をしているのか気になる。

でも、結局そんなことわからないのだろう。


他人から自分がどう見えているのか気になる。

でも、結局そんなことわからないのだろう。


他人のことを自分がどこまで理解できるか考える。

でも、結局そんなことわからないのだろう。


自分の世界の中で考える、自分のこと。

他人の世界の中で生きる自分の影。

自分の影におびえる自分の世界の自分の自分。

sleeping cat


寝てる場合じゃない。

世界と勝負せんかい。

挑みもせずに何が生か。


迷って何が悪い。

命張って勝負しとる証拠やないか。

泥まみれにならんと見えんことがたくさんあるでないか。


泥まみれになって、ボロボロになって、

それでも挑み、悩むことができずになんになろう。


真におそれるべきものは日常的なものにこそ巣くう。

放っておけばすぐに真まで食い尽くされる。


幻覚の光をめざして走れ。


mug

「縁」について話した。

縁という言葉は、人との巡り合わせについて、
「あの人とは縁がなかったのよ。」
とか、
「また、縁があればね。」
とかいう風に使われてる。

人との縁とは何か。
ある女の子の考えによると、それは人との出会いにおいての
「タイミング」に代表されるようなOUT OF CONTROLの要素。
「運命」とか「奇跡」とかに近いものらしい。

たとえば、
僕がアメリカに留学するために空港でスーツケースをコロコロ転がしていると、
そこに「偶然」、ずぅっと前に連絡が途絶えていた友人に出会う。
たとえば、
偶然新幹線でとなりに座った人が、故郷のなまり言葉を使っていて、
聞いてみると同じ高校出身だった。

そういうのが「縁」。らしい。

世のなかあんまりにもうまくいかないことが多いから、
こんな言葉が生まれるんだろな。

「あの人とは縁がなかったのよ。」
「また、縁があればね。」

縁とは探しても見つからないもの、避けても避けきれないもの。
そう思って、ただ待つだけなのかな?
自分の力でたぐり寄せることはできないのかな?

…たぐり寄せられたら、OUT OF CONTROLじゃないのか。

「あの人とは縁がなかったのよ。」
「また、縁があればね。」


縁って何?それ食べれるの?