痛みが取れない日、心が折れそうになる
パーキンソン病と診断されて
いちばんつらいのは「震え」よりも「痛み」です。
特に太ももの奥に残る、あの鈍い痛み。
朝起きた瞬間から違和感があって、日中も消えきらない。
薬を調整しても、ストレッチをしても、少し楽になる日はあっても、完全には消えてくれない。
痛みは、体だけにとどまりません。
じわじわと心にも広がっていきます。
「この痛みはいつまで続くんだろう」
「薬は本当に合っているのかな」
「この先、もっとひどくなったらどうしよう」
そんな考えが頭をぐるぐる回る日もあります。
外からはわかりにくい痛み。
普通に歩いているように見えても、内側ではずっと戦っている。
それが、じわじわと心を削っていきます。
ときどき、本当に心が折れそうになります。
でも、それでも一日が終わってみると、
「今日もなんとか乗り切った」と思える自分がいる。
ゆっくりでも、止まらずに生きている。
痛みがあっても、仕事をして、考えて、こうして言葉にしている。
パーキンソン病との生活は、大きな戦いというより、
毎日の小さな我慢と調整の積み重ねなのかもしれません。
完璧に前向きじゃなくていい。
強くなくていい。
痛みがある日も、弱音を吐きたくなる日も、
それでも一日を終えられたなら、それだけで十分だと思いたい。
もし今日がしんどい日なら、
目標は「明日を心配しないこと」。
今日は今日だけ。
一歩でも、半歩でもいい。
痛みと共に生きながら、
それでも心まで奪われないように。
そんなふうに、また明日を迎えたいと思います。