本日、関市の岐阜現代美術館に妻と行った。

 

今年、ここに、篠田桃紅の桃紅館ができたと知ったからである。(これにより、関市役所内にあった桃紅美術空間は閉鎖した。)

 

桃紅館は立派な建物ではあったが、民間企業の敷地内にあるせいか、日曜、祝日は休館日のようだ。

 

1Fに桃紅氏の作品が、2Fには氏のアトリエが再現されていた。

 

ちょうど、石川九楊氏のチラシが置いてあったのだが、そういえば、桃紅氏と九楊氏は共通したものがある。

 

二人共、書道が原点で、その後、前衛に転向した点である。

 

しかし、大きな相違点がある。

 

桃紅氏の線は単調だが、九楊氏の線は複雑怪奇である。