4月28日、豊田書道連盟の総会が豊田市福祉センターであった。

今年の講演は岐阜女子大学教授の中根海童 氏で演題は「習字」・「書写」教科書の変遷であった。

これが予想に反しここ数年の講演のなかで一番面白かった。

氏は高校の教師を定年まで勤め、以後10年、現在の大学で夜遅くまで多忙な生活をしているそうだ。(寮学生の書道の制作の為、学校を夜遅くまで開放しているそうだ。)

氏は将来の書道教育に危機感を抱いていた。(ある有名な書道大学が閉鎖になるそうだ。)

特に、高校の書道がなくなる可能性があることを危惧していた。

自身が運命の師(戸田提山 氏)に出会ったのが高校の授業だっただけに、そう思うのかもしれない。

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