2月16日~17日、選抜作家展(東京書作展)の為、上京した。
まず、今年も東京銀座画廊美術館へ行った。
今回の作品は例年以上に苦しんで制作したので、仕上がり具合は気になっていた。
「満足感はないが、まあ、私の実力はこんなものであろう・・・」
次に、東京国立博物館で開催中の「顔真卿」展を観にいったのだが、予想外の人出で驚いた。
さすがは東京だけあって、全国の書道ファンが一堂に集まったかと思う程で、目玉の「祭姪文稿」は90分待ちという状況だった。(私は観るのあきらめた。)
しかし、懐素の「自叙帖」は普通に観れたので、満足して5時30分からの懇親会場に向かった。
上野 東天紅での懇親会は同テーブルにいつもの顔ぶれが並び、一年ぶりの再会を祝った。
又、私の臨席に愛知県のM氏がいて、彼女は初めての出席ということで、同郷同士で話が弾んだ。
本日の宿、「ホテルココ・グラン上野不忍」
又、大浴場は広く、ジャグジー(泡ぶろ)だった。
翌日、「台東区立書道博物館」へ行った。
ここは、二度目であるが、実はここのすぐ前にある正岡子規の「子規庵」も見学したかったからである。
私は以前、司馬遼太郎の「坂の上の雲」を読んで、子規は気になる存在であった。
病で伏しながらも俳句で革命を興し、多くの門人を育てた。(享年34歳)
そんな子規の活動拠点がここである。