竜王戦、1勝ぐらいはすると思っていましたが、ストレート負けの伊藤7段お疲れさまでした。藤井竜王の相変わらずの勝利最優先の将棋には改めて脱帽です。
ただかって菅井8段がデビュー当時の藤井竜王に対して、藤井くんの将棋は好きでないという意味のことを言ってたことがありますが、それもなんか判る気がするのです。
藤井竜王は常にAIのように勝つ確率の一番強い手を指す。しかし棋士の中には、勝つ確率はこちらの手の方があると思っても、なんか自分の好みに合わない場合は、勝率は低くなっても、あえて別の手を考える人もいる。そういう人の将棋は藤井竜王のように勝率は高くなくとも何か個性を感じて楽しい。そして負けても自分で納得できる。反面藤井竜王の場合は負けた将棋はすべて納得できないのではないのでしょうか(個人の感想です)