チャンネル銀河で放送中の「尚食~美味なる恋は紫禁城で~」原題「尚食」16話まで視聴しました。
時代劇を見る度に思いますが、宮中で生きていくことは本当に大変、そして本当に怖いです。
ついに永楽帝・朱棣(于榮光ユー・ロングアン)が崩御、子のない妃嬪たちは殉葬。
このことは多かれ少なかれ宮中で暮らす人々の心を揺るがします。
朱高熾(洪剣涛ホン・チェンタオ)が皇帝となり、張氏は皇后に、そして朱瞻基(許凱シュー・カイ)が皇太子に
そして郭氏は貴妃に冊封されます。
そんな中で姚子衿(呉謹言ウー・ジンイェン)が持っていた玉佩から姚子衿の出自を調べた胡善囲(張芷溪チャン・ジーシー)は彼女が実は皇太孫妃になるはずだったと判明
皇太子妃・胡善祥(張楠ジャン・ナン)の邪魔になると姚子衿を殺そうとします
同じ頃、玉佩を手にした朱瞻基も姚子衿の出自を知り、彼女の元へ駆けつけ、助かった姚子衿。ヒロインがここで死ぬわけがないですからね。
そして彼女は朱瞻基に話します。
当時、張家の権勢を固めるため彭城伯夫人は聡明な女児を探していて子衿が目に留まり・・・子衿は様々なことを教え込まれ、出来なければぶたれ、母を母と呼べず最後まで師匠と呼び、そして師匠である母は卑しい身分の自分がいては孫家を汚す、娘のためにと母は自害
最後まで母と呼べずに
そんな思いをしていたのに先帝は天命に従い、胡善祥を正妃にした 母の死は無駄だった、育ててくれた徐氏の苦労も報われず・・・
そして姚子衿が宮中に入った訳は「殿下との縁談のため大切な人々を失いました。だからどうしてもこの目で確かめたかった、私にとって代わった人を!そして殿下に尋ねたかった、私の何が悪かったのか」
それを聞いて朱瞻基は「今後は誰にも傷つけさせない、私が必ず守る」と抱きしめますが・・・避ける姚子衿。
姚子衿を殺そうとした胡善囲も姚子衿の嘆願で何事もなく・・・でも懲りずに胡善囲は姚子衿を陥れようとしているよね
そんな中で慈悲深い朱高熾、皇帝になったら・・・思いはわかるけど頑なだよね。
皇太子の時はあんなに妻と息子に助けられていたのに・・・忘れちゃったの
「仁義だけでは天下は治められません」という息子の言葉や臣下の言葉に耳もかさず・・・そしてさらに郭貴妃を寵愛して
妃嬪たちの殉葬を目にしてより変わった郭貴妃よね
皇后は病なのにご懐妊とより悪化する処方して皇后をみんなして追い込んで
姚子衿の助言で朱瞻基が動いたから皇后は助かったけど・・・皇后と郭貴妃の争いが様々なところにまで及んできました。
もうもう、心休まる時がない宮中です。
皇帝が郭貴妃寵愛し郭一家を厚遇し始めた、皇帝と皇太子の意見が違うし、復帰した孟尚食と胡尚食、そして漢王・朱高煦(王東ワン・ドン)、趙王・朱高燧(王雨ワン・ユー)もいるし・・・色々ありそうです。
なんだかこの作品、宮中の日常を淡々と描きながらも実は大ごとがあっちこっちに・・・そして1つ1つが気持ちよくきっちり解決していかない、それぞれ忖度があるのね
あっ、忘れてはいけない。錦衣衛の指揮使となった游一帆(王一哲ワン・イージョー)も姚子衿の出自に気づいているようです。そして彼女に惹かれてます
さあ、早々に姚子衿の出自がわかりましたが、彼女が何でもできるのは想像を絶する厳しい教えを受けたから、そして動じないのは厳しい教えに耐えて、さらに大切な人々を失ってきたからなのですね。
朱瞻基を憎んでいますと言ったけど、これまでの彼女を見れば、彼を愛しているのはわかります
そしてもちろん、朱瞻基も彼女を愛している
でもこの因果と立場と状況ではスンナリいきませんよね。
こうなった大元、子衿が選ばれなかった天命とはどんなものだったのでしょう それは誰かの策だったのか、いずれ分かるのでしょうね。
そして私の今は皇后、郭貴妃に負けるな です
寝ている姚子衿にキス 実は起きてるよ
荘妃殉葬、皆の心が揺れる
玉佩から姚子衿の出自が
殿下が好むものすべて学んだ、母も自害した、それなのに・・・
追い詰められた皇后