LaLaTVで放送していたタイドラマ「Happy Birthday」全13話見終わりました。役者陣の泣きの表情に私も何度となく泣いてしましました
出だしは幽霊のターンナム(ラパッサラン・チラウェートスントンクン)の明るさもあってコメディタッチな部分もあり、こんなターンナムが自殺するなんてって感じでした。
初めに自殺した理由を覚えていないと唯一自分が見える弟のトンマイ(プリム・ラッタナルーァンワッタナー)に言っていたので、だからこんなに明るいのかあと思いましたが・・・
実はターンナムはすべて覚えていました。
そして弟が徐々に様々なことを知っていきます。
トンマイは生まれた時に姉が自殺しましたから、何も知らないし、ただただ自分の誕生日が姉の命日だということでずっと誕生日を祝ってもらえず、心閉ざした父に愛された記憶もなくて・・・トンマイの17年は辛すぎます。それをずっと見守ってきた母も辛すぎます。っていうか、よく爆発しなかったと思います。いやするべきだったとも思います。なんたって17年ですから長すぎます。
そんな中でトンマイは姉とは母が違う、姉は学校には通えずNFE(ノンフォーマル教育)だった・・・などなど知っていきます。
そしてティー(プッチーチャイ・カセテイン)の学生時代(ポーンピパット・パッタナセッターノン)の初恋はターンナムじゃなかったの
ひえー、それって二股
ティーは遠距離恋愛中の彼女ジェーンがいるのになかなか会えないこともあってターンナムに手を出した
二人のラブラブシーンも多々あったけど、ジェーンと別れていないティーだから、ターンナムの精神状態が不安定に
何度となく気を引くための自殺未遂を繰り返すようになったターンナム ティーもそんな彼女が重荷に
えー、想像と違うティーとターンナムの関係にびっくりの私
でもでもティーのことだけでなくターンナムの実母は自分の元にいるより、ターンナムの実父の家族と一緒のほうが学校にも通えて幸せだと思って、「いつか必ず迎えに来る、それまで待ってて」とメモを残して家を出て行った、だから全然馴染みのない実父の元へ行くことに
誰よりも親しいタイさんにも・・・実父の元がいいと言われて連れて行かれ・・・などなど色々重なり
精神状態の不安定な彼女は自分が消えればみんなが幸せになるような気がして・・・温かさを感じた池の中へ。
あー、だから彼女の死には多くの人が罪悪感を持っていて、それぞれが自分のせいだと思っていて・・・残された者たちの苦しさをひしひしと感じます。
そんな中でトンナムと手をつなぐことで憑依できるターンナム、この力でティー、タイ、父と再会を果たして心を通わせ、彼らのしこりを消していく
役者陣の涙に私も自然と泣けてきて・・・
でも周りにはトンナムの姿のままに見えるからティーとトンナムはゲイだと思われちゃったりして涙の中にちょっと笑ってしまった私
そしてターンナムはなぜ幽霊として現在に居続けたのか
ターンナムは水の中に沈みながら気付くのです
実母のメモ「迎えに来るまで待ってて」、待っていないとと思ったターンナムはもがきますが・・・
そう、ターンナムは実母の言葉を信じて待つためにこの世に居続けたのです
だから最後は実母に・・・再会したことで悔いを残さず消えるターナム。
ターンナムがみんなの心のしこりを傷を癒して、みんなが前に向かって進めるようになりました。
ターンナム自身も自分の自殺のせいでこんなにも多くの人の心を苦しめていたと気付きましたからね。
その傷をいやすことが出来てみんなの幸せがターンナムを送り出すことが出来たのでしょう。
1年後のトンナムの誕生日は初めてみんなが笑顔で祝い合う姿が
ティーも1度は引退に追い込まれましたが、再び声がかかり俳優に復帰
みんな笑顔の温かいエンディングです
それぞれ苦しんできた人たちがターンナムと再会する様は涙でそれによって家族が再生していくのも涙で、役者陣の良さもあって何度も涙が出てきた作品でしたが、よく考えると・・・
幽霊のターンナムと当時のターンナムのギャップがえって思ってしまった私。まあ、恋愛は人を変えますけど・・・
そしてティーの二股も驚き 学生の時のティーと現在のティーもなんか違い過ぎる気が
そして実母、メモ残しておいて17年も経ってから来るなんて遅すぎでしょう
ツッコミどころもありましたが、ティー役のプッチーチャイ・カセテインさんは苦しむ姿もどんな姿も素敵でした
二股は学生時代の役のポーンピパット・パッタナセッターノンさんが演じてましたので
プッチーチャイ・カセテインさんの普通の恋愛ものが見たいわあ
トンマイ役のプリム・ラッタナルーァンワッタナー君もこの役にピッタリで彼もなかなか綺麗なお顔立ちで様々な表情も良かったです。
初めて憑依した時
ティーと別れ、そして実母と再会
1年が経ち・・・みんな笑顔