衛星劇場で放送中の「明蘭~才媛の春~」原題「知否知否応是緑肥紅痩」70話まで視聴しました。
わあ、曼娘(李依曉リー・イーシャオ)再び出てきたー
王夫人が直訴の太鼓を叩きます
朝堂で「顧廷燁(馮紹峰ウィリアム・フォン)に娘は刺し殺された」と訴える王夫人。そこに秦氏も登場 康夫人は火を消しに行ったのだと
あまりのでたらめに盛長柏(王仁君ワン・レンジュン)が発言しようとした時、遮る顧廷燁。真実を言わせたくない、言えば盛家の前途が 王夫人たちも言えないのがわかっているから勝手なこと言い出しているのよね
さあ、今度は白亭預と曼娘が登場
「白家の財産を奪われた」「我が子を殺ろされた」
もう、王夫人も秦氏も曼娘も・・・みんな嘘ばかりをベラベラギャーギャー 相変わらず曼娘の演技は凄まじいです
あー、これではさすがの顧廷燁も・・・投獄されます。
投獄されたと知った明蘭(趙麗穎チャオ・リーイン)は張氏の侍女に扮して皇后に会います。
「私たち夫婦は陛下と皇后様のために皇太后様の恨みを買いました」「命がけで皇位継承の密詔を届けたのは私です」と皇后に必死にしがみついて嘆願する明蘭
そんな明蘭の姿に皇后は顧廷燁との面会を許してくれます。
こんな緊迫な状態の中、顧廷燁のために明蘭が皇后にわめき散らしたと聞いて喜ぶ顧廷燁。やっと明蘭の「こだわり」になれたと感じて嬉しかったのでしょうね 今まで明蘭の「こだわり」は母とおばあ様だけでしたからね。
さあ、顧廷燁に面会した明蘭。明蘭や家族を思い「離縁しよう」と言う顧廷燁。でも明蘭は「私が死んだら子は長柏兄上に託す」と言いさらに「子の名前は団欒の団に決めたわ」と言う明蘭。
そして「離縁したら復縁はしない、それでも離縁するの?」と明蘭に言われ・・・互いの愛にあふれた夫婦の会話に涙です
そんな涙の中、差し入れの食事を結構よく食べる顧廷燁にちょっとクスッ これもこのドラマのいいところでもあります
あー、でも詔が 「官爵と妻の称号と併せ剥奪し、 秋に2千里の流罪とするまで投獄する」
じっとしていられない斉衡(朱一龍チュー・イーロン)に妻申和珍の思わぬ手助けが
二人で澄園の明蘭を訪ね、冷静さを失った明蘭に助言をする申和珍、その聡明さに斉衡も驚いた様子
「うかつに動かず一撃で仕留めるべき」と言う斉衡と申和珍。
明蘭も害のある薬を盛られている話もして・・・なんだか対処できそうないい予感
最後に向かって今までの出来事、顧家だけでなく白家、曼娘・・・集結してやはり脚本凄いです
彼らのでたらめな発言にイライラさせられながらも、明蘭、顧廷燁の素敵な夫婦に心温まり涙し、これからいい夫婦になっていく予感を漂わせた斉衡と申和珍夫婦を描いて・・・そんな中でも笑いも忘れずに本当に秀作だと思います。
さあ、どんな結末に向かっていくのかとても楽しみです
余談ですが、「Cinemart中国時代劇トリビア」によると今作の原題「知否知否応是緑肥紅痩」は宋代の女流詩人李清照の「如夢令」の詞を引用したもので、「緑の葉が増え紅い花は散ってしまったのでは・・・」という人の世情に関わりなくいつの時も季節は変わりなく移ろうという意味だそうです。
さらに原作の小説作家、関心則乱さんはこの題名に3つの意味を持たせたとか。
・気ままに朝寝ができる女主人のように明蘭も満ち足りた生活が送れるよう願いを込めて
・宋代の結婚衣装の色が緑と赤であること。
・赤い花の後に緑葉が茂る、側室の子が正妻の子より風雨に耐えて成長する力があること。
これを読んで題名に深く納得しました。