衛星劇場で放送中の「明蘭~才媛の春~」原題「知否知否応是緑肥紅痩」
60話まで視聴しました。
この作品は根底に正妻、側妻そして嫡子、庶子があるのだと改めて実感しました。
康夫人は庶子である兆児を使って明蘭(趙麗穎チャオ・リーイン)を呼びます。そこで子が少ないと悲しげに話す秦氏に兆児を顧廷燁(馮紹峰ウィリアム・フォン)の側妻にと言う康夫人。二人の企みね
明蘭はきっぱり「赤の他人ならまだしも伯母上の娘はお断りします」と言います。それでも引き下がらない康夫人、盛家のおばあ様に康夫人がどう思われているか、盛家に何をしてきたかを話す明蘭。おおー
しかし兆児は置いていかれます。
兆児を送り返そうとしたら自傷する兆児 これには驚く明蘭
傷は大事に至らなかったけど・・・沈家は弾劾、段将軍は捕まり、今は危うい時、問題を起こせない。
そんな明蘭を心配した侍女の翠微がおばあ様に知らせて、駆け付けてくれます。おばあ様のおかげで兆児は康夫人より自傷して傷だらけになってから死ぬように指示され、それにより康夫人は明蘭を役所に訴えようとしていたことが判明します 兆児は生母の命が康夫人に握られているから逆らえなかったのね。
おばあ様と明蘭は兆児を盛家の本家がある宥陽で嫁ぎ先を探すことに
おばあ様は王若弗に説教し康夫人の元へ行かせますが、康夫人にうまく丸め込まれる王若弗
それを知って王若弗を1日跪かせます。プライド傷つきわめく王若弗に長女の華蘭は「おばあ様は伯母上の説得ではなく、善悪の見極めができないことを怒っているのよ」と諭します。ホントにこの母だけど子供たちは良く出来てます
おばあ様は盛紘にも康家に行かせきっぱり言わせます。
それにより、康海豊と康夫人は言い争いになり、ぶたれ「これ以上騒ぎを起こしたら幽閉する」と言われる康夫人です。
そんな中、沈家の張氏が難産に 医者を呼んだのに側妻の鄒氏が医者を足止め
明蘭のおかげで医者を連れ戻すことが出来、無事に子を産めましたが・・・生死をさまよった張氏の両親は「蛇蝎を家に置くのは娘を死なせること」と娘と子を連れて帰ります。ご両親の気持ちよくわかります。あんな鄒氏がいたら今後も何をされるかわかりません。夫の守るは当てになりませんからね
沈家のことは朝議でも・・・
沈家はどうなるのでしょう 鄒氏の姉には恩がる皇后も関わってくるのでしょうか
そして医者を連れ戻す時に鄒氏の兄を怪我させた明蘭は大丈夫でしょうか 大変な問題が次から次へやって来ます。もう、笑ってなんかいられません。今回はおばあ様も大活躍です 明蘭にとっておばあ様がいたことがどれほどの救いになっていたか・・・
そしてどんどんエスカレートする秦氏。ついに明蘭が死ねば顧廷燁は抜け殻になる、そうなれば顧家を操るのは容易いと言い出しました
そんな秦氏には自分がどれほど頑張っても夫は死んだ姉を愛していたという思いが根底にあるようです。
夫に愛されなかった秦氏、夫に愛されていない康夫人、そんな二人にとって顧廷燁と明蘭が仲睦まじいだけでも面白くないのでしょうね。さらに明蘭が庶子なのにって思いが根底にあるのでしょうね。
あー、夫をめぐり争う正妻と側妻たち、その争いは子供たちにも至り、身分の差から湧いてくる感情・・・家が心安らぐ場所ではないのね。
どの家も後宮なのね
妻にしてみたら一夫一妻で仲睦まじく暮らしたいでしょうね。でもこの時代なら子が無事に成長できるとは限らない。1人でも多くの子が欲しい。
時代劇に付き物の問題ですね。でも夫がしっかりしていたらって思うことも度々でしたが。
明蘭も庶子という言葉に敏感ですからね。
今週は巡察のため顧廷燁の出番はありませんでした。
二人が無事に再会するのはいつでしょう
顧廷燁も明蘭もそれぞれ狙われてますから見ている方も心ざわつきます